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平成8年10月7日
株式会社富士通関東システムズ

クライアントサーバシステムとホストコンピュータとの
データ連携ミドルウェア「CSHLink for Win95」新発売

〜 クライアントサーバシステムからホストデータベースのアクセスを容易に実現 〜

株式会社富士通関東システムズ(社長 : 武石周也、本社 : 埼玉県 大宮市)はこのほど、パソコンクライアントより富士通製ホストコンピュータのデータベースを参照・更新するミドルウェア「CSHLink for Win95」を、ソニーケミカル株式会社(社長 : 栗田英之、本社 : 東京都 中央区)と共同開発し、10月3日より販売を開始いたします。

ホストコンピュータを使用しているシステム部門のお客様から、クライアントサーバシステムのデータベースを扱えるように、手軽にパソコンクライアントよりホストコンピュータのデータベースを参照・更新したいという要求が増えております。
しかし、そのためには、パソコン上でのアプリケーション開発知識が必要となる上に、全社規模 (数10〜数100台)でのパソコンで性能・信頼性を考慮しなければなりませんでした。

これに対してこの2社は、富士通ホストコンピュータ「M/GSシリーズ」のアプリケーション資産を活用して、パソコンクライアントからM/GSシリーズのデータベース(AIM/NDB、RDB、VSAM)を参照・更新するアプリケーションを簡単に開発するミドルウェア「CSHLink for Win95」を開発しました。

当製品は、M/GSシリーズの制御に基幹システムで数多くの実績がある高信頼のAIMサブシステムを使用しているため、ホストの業務に負荷をかけない省資源で、全社規模(数100台)のパソコンクライアントからなるシステム構築が可能です。

[価格]
98,000円から (税別、1ユーザ(*1) 5クライアント)
(*1) ユーザ数はサーバホスト間の同時処理数です。

[販売目標]
1年間で100システムの販売を見込んでいます。

[販売ルート]
富士通関東システムズより販売いたします。

[動作環境]
ホスト - 対応機種 : 富士通M/GSシリーズ
- 対応OS : MSP-EX、MSP E20、XSP
- 必須ソフト : AIM V12〜、COBOL 85

サーバ - 対応機種 : 下記のOS、必須ソフトが動作する機種
- 対応OS : Windows NT Server V 3.51
- 必須メモリ : 32MB以上 (推奨 48MB以上)
- 必須ハードディスク : 25MB以上 (推奨 30MB以上)
- 必須ソフト : 通信制御サービス、WSMGR、WSMGR APIオプション
- 必須条件(LAN、回線接続) : ホストとWindows NT Server間の通信環境

クライアント - 対応機種 : OADG準拠のAT互換PC
- 対応OS : Windows 95、
または、Windows NT Workstation V 3.51
- 必須メモリ : 16MB以上 (推奨24MB以上)
- 必須ハードディスク : 1MB以上
- 必須条件 DLL関数を呼び出すツール

[CSHLink for Windows 95の機能]

基本機能

オプション機能

Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における商標です。


補足


[詳細価格構成]

基本機能価格 (税別)インストール先
1ユーザ 5クライアント98,000円サーバとクライアント
2ユーザ 10クライアント198,000円サーバとクライアント
3ユーザ 20クライアント348,000円サーバとクライアント
4ユーザ 30クライアント498,000円サーバとクライアント
オプション機能
1ユーザ追加パック50,000円サーバのみ
10クライアント追加パック100,000円クライアントのみ
マルチサーバパック(10クライアント)50,000円クラインアトのみ

ユーザとは、サーバ-ホスト間の同時処理数です。
ホストへのインストールは、サーバを経由して行います。


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