[ PRESS RELEASE ]
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1996-0192
平成8年10月31日
富士通株式会社
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エミー賞受賞の映像をCD-ROMに!
「失われた文明 〜巨石文明への旅〜」を新発売
〜謎とロマンの世界をめぐる時空体験〜
当社はこのほど、CD-ROM製品「失われた文明 〜巨石文明への旅〜」 (標準価格:各6,600円、Windows 版、Macintosh 版)を、テレビ東京(代表取締役社長:一木豊)、ダットジャパン株式会社(代表取締役社長:竹田政司)の協力を得て開発し、来年1月10日から販売を開始いたします。
「失われた文明」は、富士通がメインスポンサーとなり昨年11月から今年6月まで、10回シリーズとしてテレビ東京系列で放映しました。同番組は、米国タイムライフ社の「LOST CIVILIZATIONS」を日本語化したもので、今年9月に世界的なエミー賞のドキュメンタリ部門賞を受賞いたしました。国内外から高い評価を得た同映像をCD-ROM作品にいたします。
「失われた文明 〜巨石文明への旅〜」は、パソコン上に美しく再現された古代文明の時間と空間を自由に旅することにより文明の姿を体験する仮想文明旅行CD-ROMです。
エミー賞を獲得した「失われた文明」の映像と、今回新たに制作したCG映像をふんだんに使い、CD-ROMならではの新しいインタフェースで構成したマルチメディア作品となっっております。
21世紀を迎えるにあたり、過去の遺産や文化を顧みるテレビ番組、書籍が多く制作されるなか、「失われた文明」CD-ROMでは、「自分で旅する」という臨場感を体験でき、今までになかったバーチャル・トリップ(仮想旅行)を楽しみながら、人類の残した偉大な文明を訪ね歩くことができます。
CD-ROM製品「失われた文明」シリーズは、米国タイムライフ社から「LOST CIVILIZATIONS」をテレビ東京と富士通で共同購入することから始まった共同メディアミックス事業の一環です。
本製品は、古代文明ファン、旅行愛好者、ミステリーに興味のある方などを対象に初年度 3万本、シリーズで 6万本の販売を目指しております。
〔「失われた文明[1] 〜巨石文明の旅」の主な特長〕
- (1)
- 時空を超えてエジプト、マヤ文明などの謎にせまるバーチャル・トリップ
- (2)
- 視点切り替えやウォークスルー等のリアル体験
- (3)
- 「自分の名前を象形文字で..」そんな興味を満たすヒエログリフ・タイプライター
- (4)
- エミー賞受賞の映像を含む動画約40分、写真400点以上のボリューム
「失われた文明 〜巨石文明への旅〜」
〔販売開始〕 |
1997年1月10日 Windows版/Macintosh版 同時発売 |
〔標準価格〕 | 各6,600円(税別) |
〔企画・制作〕 | 富士通株式会社 |
〔監修〕 | 早稲田大学 吉村作治教授 |
〔制作協力〕 | テレビ東京、ダットジャパン株式会社 |
〔開発・発売元〕 | 富士通株式会社 |
〔販売元〕 | 富士通パレックス株式会社 |
「失われた文明 〜巨石文明への旅〜」の概要
人類史の大いなる記念碑「世界巨石文明」。エジプト、メソポタミア、マヤ、インカなど、人類史上の大いなるモニュメントであるそれぞれの文明の時間と空間を自由に旅し、文明の姿を体験します。CD-ROMで、自分だけの失われた文明への旅を作り出すことができます。
- (1)
- バーチャル・トリップ(仮想旅行)を演出するインタフェース:
目の前に広がる古代文明。「触れてみたい」、「覗いてみたい」そんな気持ちを実現できるインタフェースにしました。たとえ触れなくても十分楽しめる画面構成となっております。
- (2)
- ウォークスルーや視点切り替え等のリアル体験:
遺跡の内部を実際に歩いてみたい、もっと違う角度から遺跡を見たいという欲求を満たしてくれる機能です。リアルに再現された遺跡の内部を歩き回ることができ、ピラミッドや遺跡の構造をしっかり理解できます。旅の体験が、さらに現実に近いものとなることでしょう。
- (3)
- 「自分の名前を象形文字で....」ヒエログリフ・タイプライター:
すべての文明の旅を終えたら、アルファベットを古代エジプトの象形文字に変換できる機能が使えます。詳しい対応表もついて、楽しくヒエログリフを学べます。プリントアウトすれば、古代文明の文字を手にとって楽しむこともできます。
- (4)
- エミー賞受賞の映像:
迫力あるエミー賞受賞の映像で失われた古代文明の世界が目の前で再現されます。CGやキャストをつかった再現シーンなど、CD-ROM用に再編集し、約30分間の充実した内容を盛り込みました。
- (5)
- 美しい復元CG:
実際にはもう見ることのできない、失われた文明の幻の遺跡の姿が当時の姿で再現されます。巨大な石の遺跡の偉大さを目の当たりに実感できます。
- (6)
- 監修に早稲田大学・吉村作治教授も参加:
収録遺跡総数60以上の各遺跡に、それぞれの文明の本質が理解できる解説を、写真や映像とともに盛り込みました。すべての遺跡を訪ね歩けば、文明についての正しい知識を得ることができます。
- (7)
- 幅広い角度から失われた文明を理解:
写真や映像からは学べないことも、クレオという名前の猫が教えてくれます。キーワードや旅日記など多彩な内容で、旅をさらに楽しくしてくれます。
- (8)
- 豪華制作スタッフ陣:
国際的なマルチメディアの展示会MILIA で1995年に日本学生の代表として出展した石光堅太郎のもと、1996年の代表・永田真由子、1990年のAVAグランプリ(現マルチメディアグランプリ)受賞のスタッフ・里見英樹らによる制作です。
〔動作環境〕
[Windows 版]
・Windows3.1 |
・日本語MS-DOS Ver.6.2以上 |
・QuickTime TM 2.1 for Windows(R)が動作する機種 |
・CPU | : | i486DX2-66MHz 以上 |
・ディスプレイ | : | 640 X 480 ドット/32,768色以上、 32,768色推奨 |
・メモリ | : | 8MB 以上(16MB以上推奨) |
・CD-ROMドライブ | : | 倍速以上(4倍速以上推奨) |
・Windows3.1対応サウンド音源必須 |
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・Windows95 |
・QuickTime TM 2.1 for Windows(R)が動作する機種 |
・CPU | : | i486DX2-66MHz以上 |
・ディスプレイ | : | 640 X 480ドット/ Highcolor (16ビットカラー)以上、 Highcolor 推奨 |
・メモリ | : | 16MB以上 |
・CD-ROMドライブ | : | 倍速以上(4倍速以上推奨) |
・Windows95 対応サウンド音源必須 |
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[Macintosh 版] |
・システム | : | 漢字Talk7.5 以上 |
・CPU | : | 68LC040 20MHz 以上 |
・ディスプレイ | : | 640 X 480 ドット/32,000色以上 32,000色推奨 |
・空きメモリ | : | 8MB 以上 |
・CD-ROMドライブ | : | 倍速以上(4倍速以上推奨) |
・QuickTime TM 2.1が動作する機種 |
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FUJITSU LIMITED.1996.1997 TV TOKYO.1995 TIME LIFE INC.1995
Windows は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。Macintosh はアップルコンピュータ社の商標です。
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