
平成8年10月1日
株式会社富士通九州システムエンジニアリング
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液晶データベースシステム「LiqCryst」
インターネットによる最新液晶データベース提供サービス開始
〜飛躍的に増加する液晶化合物のデータを迅速に入手〜
株式会社富士通九州システムエンジニアリング(略称FQS、本社福岡市、社長柴田善次郎)は、Dr.Volkmar Villによって開発された液晶のデータベース(DB)システム「LiqCryst」の販売を平成7年6月より行っている。
今回のサービスは,これまでフロッピーディスクで提供していた最新の液晶データベースを,インターネットを介して,契約ユーザが自由にダウンロードできるようにしたものである。
現在、液晶化合物は、新規情報が飛躍的に増加しており、必要な情報にアクセスすることは、液晶研究者にとって、大変手間のかかる作業になっている。インターネットを介しての提供を行うことにより,これら情報源への迅速なアクセスが可能となり,液晶研究を強力に支援することができる。
Dr.Volkmar Vill : ドイツ)ハンブルグ大助教授。有機化学専攻。
【提供価格】
30万円/年
【インターネット接続先】
URL http://www.fqs.co.jp/CCS/
【LiqCrystの特長】
- 液晶化合物数65,000件以上, 文献12,000件以上を格納したデータベースとその検索プログラムから構成され,液晶に関する情報を網羅的に格納したシステム。
- 分子構造に基づく全サーモトロピック液晶を収録。
- 標準液晶、酸、ステロイド、糖、Specials、側鎖型液晶ポリマー、主鎖型液晶ポリマー、塩、ディスコティック液晶ポリマーの9つのデータベースから構成。
- 化合物を抜粋したり,新規の液晶化合物を登録することにより、独自の液晶データベースを作成。
- 雑誌やジャーナルのデータのみならず,特許,学会誌,博士論文からもデータを収集。
- 分子構造作画は非常に簡単。あたかも "LEGO"ブロックを組み立てるかのように分子の作成が可能。
<推奨機器構成>
- 富士通パーソナルコンピュータFMVシリーズ
- Windows3.1 または Windows95
CPU : Pentium(100MHz)以上
主メモリ : 16MB以上
ハードディスク : 30MB以上
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