
平成8年4月23日
富士通株式会社
(株)富士通ラーニングメディア
|
4月24日からインターネットで「ATLAS機械翻訳サービス」を開始
〜だれでも,24時間,どこからでも,インターネットで承ります〜
株式会社富士通ラーニングメディア(FLM,代表取締役社長:三浦 重英,本社:東京都大田区)は、インターネット経由で利用できる会員制の機械翻訳サービスを4月24日より提供を開始いたします。
また、5月12日まで「無料体験キャンペーン」を実施いたします。
FLMは、1990年よりパソコン通信(Nifty-Serve)にてネットワーク上での機械翻訳サービスを提供してまいりました。パソコン通信ネットワークでの5年間の実績を踏まえ、この度、同一内容のサービスをインターネットからも利用できるサービスの提供を開始するものです。
インターネット上に翻訳受付け用のWWW(World Wide Web)ホームページを開設いたします。インターネットに接続されたパソコンとWWWブラウザをお持ちの方であれば、会員登録(無料)をするだけで手軽に本サービスを利用できるようになります。
同サービスは、翻訳品質で定評のある富士通株式会社が開発した「FUJITSU SファミリーATLAS機械翻訳システム」を使用して、日本語から英語,英語から日本語への翻訳を自動的に行うものです。
- 【料金】
- 翻訳結果に対して課金します。
日英翻訳の場合,訳文の英数字1文字あたり 0.7円
英日翻訳の場合,訳文の日本語1文字あたり 1.4円
- 【会員制度】
- 本サービスのホームページはどなたでもご覧になれますが,サービスの利用を希望される方には所定の申込書により会員登録をしていただきます。会員には,翻訳依頼時に必要となる利用者IDを発行します。入会料および会費は不要です。
個人会員:
サービス利用料のお支払いはクレジットカード(*VISAまたはMasterCard)決済となります。*国内発行のカードのみ
法人会員:
サービス利用料のお支払いは銀行振込となります。
- 【ホームページの場所(URL)】
- http://trns.cab.infoweb.or.jp
- 【提供時期】
- 平成8年4月24日より
(5月12日までは「無料体験キャンペーン」)
- 【翻訳時間の目安】
- A4一枚程度で15分から30分程度で翻訳結果をお届けできます。
- 【ATLAS機械翻訳サービスの概要】
- お客様のWWWブラウザから送られた原文をATLAS機械翻訳システムを用いて翻訳(英訳または和訳)し,翻訳結果をe-mailで依頼者に送信します。
- 【ATLAS機械翻訳サービスの特徴】
- 市販の翻訳ソフトに比べて
- 必要なものはインターネットに接続されたパソコンとWWWブラウザだけです。
特別なソフトのインストールや煩雑な環境設定は一切不要です。
- 高価な専門辞書を用意する必要がありません。本サービスでは22分野の専門辞書が用意されており,その内3分野までを同時に指定できます。
- ユーザ特有の名詞訳語をいくつでも簡単に指定できます。面倒な辞書登録は不要です。
- 翻訳結果の出力パターンを4種類用意しています。〔訳文のみ,段落単位対訳,文単位対訳(文番号付き),文単位対訳(文番号なし)〕
インターネット上の他の翻訳サービスに比べて
- 翻訳依頼の受付けから翻訳結果の送信まで,すべてをコンピュータで自動的に処理します。したがって,365日24時間,いつでもご利用になれます。
- 迅速です。A4一枚程度の文書であれば,15分から30分程度で翻訳結果をお届 けします。
- 日英・英日の両方向の翻訳をサポートしています。
- 一般的には原文の送信には電子メールが使われていますが,本サービスではHTMLのフォーム機能を使用して原文をサーバーに送ります。この方式の採用により,翻訳に関する指示がメニュー形式で簡単にできる,翻訳に関する指示と原文の入力が同一の画面でできる,依頼が受け付けられたかどうかが即座にわかる等,利用者にとって非常に使いやすいサービスとなっています。
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。