平成8年4月2日
富士通株式会社
高速データアクセスを実現した

IBM社3390互換大容量アレイディスクサブシステム「Spectris」新発売

当社はこのほど、IBM 社の大型磁気ディスク装置と互換性があり、高信頼・高性能・大容量を備えた「Spectris(スペクトリス)アレイディスクサブシテム」を開発し、4月2日より販売を開始いたします。

本製品は、「F1790Aファイル制御装置」「F6491Aアレイディスク装置」から構成されています。それぞれ、IBM 社のメインフレーム向け「3990-6ファイル制御装置」と「3390-3磁気ディスク装置」の互換システムとして利用でき、データの統合や拡張が容易に行えます。
また、すでに提供を開始し、ご好評いただいております当社メインフレーム向けアレイディスクサブシステムと同一のアーキテクチャを採用しており、高速処理/信頼性(24時間運転対応など)/省スペース,省電力を実現いたします。

〔「Spectris」の主な特長〕
(1) 高速な処理の実現

(2) 安定したシステムの提供

(3) 省スペース/省電力の実現

(4) 互換性

【価 格】
「Spectrisアレイディスクサブシステム」
レンタル価格 190 万円/月〜
【販売目標】
今後 3年間で 500 システム
【出荷時期】
平成 8年 4月 2日

*RAID (Redundant Array of Independent Disks):
複数のディスクへの並列アクセスを行い、ディスクの耐故障性を高める技術
*1GB (ギガバイト):
1文字 2バイト換算で 5億文字分の記憶容量。
(新聞記事約32,000ページの情報量)
*1MB (メガバイト):
1GBの1/1000の容量。

【「Spectris アレイディスクサブシステム」の特長】

【接続機種】 ES/9000 ,3090J-180 以上(但し、ESCON を使用していること)
【サポートOS】 MVS/ESA ,VM/ESA(但し ESCON を使用していること)

※ Spectrisは当社の技術提携会社米国 Amdahl 社の登録商標です。
※ IBM,ESCON,MVS/ESA は、IBM Corp. の商標です。


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