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経営方針について【2003年度の総括】昨年6月24日の社長就任以来、私はこの約1年間、数多くのお客様にお会いするとともに、社内の現場に足を運び、まず役員以下全社員の意識改革、行動改革に努めてきました。その上で、当面の経営課題として挙げた「事業収益力の向上」「財務体質の健全化」「事業構造の継続的な見直し」に取り組んだ結果、期初に掲げた業績目標を、
といずれも、おおむね達成することが出来ました。2003年度を通じて私は、富士通を「元気で健康な会社」にすることを目指してきました。この1年間の成果をもとに、2004年度以降、富士通を「強い会社」にしていきたいと思います。 【中期目標に向けての2004年度経営方針】私が考えている「強い会社」とは、「確実に利益成長を実現していく会社」であり、「商品や技術のリーダーシップを発揮する会社」であり、「人財と優れたマネジメント力を持つ会社」です。そうした会社になることで具体的には、2006年度において、営業利益3000億円、純利益1000億円を生み出せる会社になっていることを想定しています。 富士通がこうした会社になれるよう、2004年度から、次の4つにチャレンジしていきます。
以下、2004年度における具体的な重点テーマと対応方針をご説明します。
[プラットフォーム]
プロダクトビジネスにおいては、需要は拡大するものの、価格競争がいっそう激しくなると考えています。その中できちんと利益を出し続けるために「ものづくり革新」をよりいっそう推進し、徹底したコストダウンと、品質向上による負のコスト削減に努めます。品質・納期・コストを武器に、グローバルでの拡販を推し進めます。 オープン化や技術革新に伴うシステムの複雑化に対応するため、TRIOLEの展開を拡大し、システムの安定稼働やスピードアップといったお客様のニーズにお応えします。
[ソフト・サービス]
システム需要は緩やかに回復が見込まれますが、一方でシステム開発の難しさは増大し続けます。2003年度営業減益となった主要な要因である一部プロジェクトでの採算性悪化を、2004年度以降発生させぬよう、工事進行基準の導入を始めとするプロジェクトマネジメントの刷新をします。また、総合システム開発体系「SDAS」の適用範囲を拡大させ、システム開発期間そのものの短縮を実現します。 需要が拡大しているオンサイトアウトソーシングなどのインフラ系のサービスビジネスへの対応を強化するとともに、ユビキタス市場の創出など、新規分野の拡大にも注力していきます。
[電子デバイス]
先端テクノロジーの市場拡大を想定して、本年3月に、三重工場敷地内への300mm大口径ウェーハ採用のロジックLSI量産新棟構築を決定しました。既にあきる野テクノロジセンターから、世界をリードする90nmの配線技術を用いたロジック半導体を他社に先駆け量産し、お客様にお届けしています。先端ロジックLSIの分野では、製品サイクルの短期化と開発費増大による採算性の悪化という過去のサイクルへの反省から、富士通の先端技術を評価いただいたパートナー様を確保し、開発費の早期回収と売上拡大を図るモデルへと転換いたします。 【フォーメーションの革新について】富士通グループ全体のフォーメーションについては、
を基本的な考えとして、順次見直しを行なっています。 この度の、富士通グループの保守・運用サービス事業の再編と強化の一環として、富士通サポートアンドサービス(株)(Fsas)を完全子会社とすることでFsasと合意したことも、こうした見直しの一端です。また、営業グループとソフト・サービスグループとの統合再編も推進します。 【2004年度の位置づけ】2004年度は、「強い会社」に向けたスタートの年です。先の2003年度決算発表の際に掲げた、売上高4兆9,500億円、営業利益2,000億円、純利益700億円を必達目標として、その達成に邁進してまいります。 以上 関連リンク
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