PRESS RELEASE

2024年3月11日
富士通株式会社

富士通、8年連続で「健康経営優良法人~ホワイト500~」に認定

当社は、このたび、経済産業省および日本健康会議注1より「健康経営優良法人~ホワイト500~」に8年連続で認定されました。

当社は人材が最も重要な資本であると位置づけ、すべての従業員が心身ともに健康でいきいきと働くことができる環境づくりに向けて、従業員の健康維持・増進の取り組みを実施しています。今回、健康経営組織体制、社外への情報開示、および生活習慣の改善施策の実行などの項目で評価され、8年連続での選定となりました。

今後も「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」というパーパスの実現に向けて、健康経営に積極的に取り組んでいきます。

当社は、2023年5月に発表した中期経営計画において、必要不可欠な貢献分野(マテリアリティ)のひとつとして「人々のウェルビーイングの向上」を定めています。これは、価値創造の源泉である従業員一人ひとりのウェルビーイングに向き合うことでもあり、経営として取り組むべき重要な事項と考えています。当社では「仕事もプライベートも、自分自身が大切にしている価値観に向き合い、自身の未来の幸せに日々向かっている状態」をウェルビーイングと定義し、生活習慣病、がん、メンタルヘルス対策など、従業員やその家族の心身の健康維持・増進のための様々な施策を推進しています。

当社の主な健康経営の取り組み

  • 口腔・歯の健康プロジェクト
    健康経営の重点施策として口腔・歯の健康に取り組んでおり、年齢階層別の歯科検診のほか、予防歯科セミナーの開催、富士通クリニックの予防型歯科医院へのリニューアルなどを実施してきました。2024年1月からは、当社グループの国内従業員を対象にした予防歯科に関する健康教育を開催し、予防歯科についての理解を促進しています。
  • 骨の健康増進プロジェクト
    2023年10月より、胸部X線写真の活用による骨評価の有用性および従業員の健康意識・健康行動の変化への効果検証を目的に実証実験「骨の健康増進プロジェクト」を開始しました。当社グループの国内従業員向け健康診断受診者に対して、胸部X線写真から骨の状態を評価し、予防のための健康指導を行うことで、骨粗しょう症の早期発見に取り組んでいます。
  • 女性特有の健康課題への対応
    11月の子宮頸がん予防啓発月間と3月の女性の健康週間にあわせて、HPVワクチンと子宮頸がんの予防、女性の健康や女性を取り巻く健康課題に関するセミナーを実施しました。また、女性特有のがん検診の実施や費用補助を行うとともに、受診の奨励にナッジ理論注2を活用し、婦人科健診の受診率向上およびリスク低減に向けた行動を促進しています。

今後に向けて

当社は従業員への継続的な健康教育はもとより、健康経営に関する取り組みから得られた知見を活かしたソリューションをお客様や社会に届けることで、日本の健康寿命の延伸にも貢献します。サステナブルな世界の実現を目指す「Fujitsu Uvance」のもと、あらゆる人のライフエクスペリエンスを最大化する「Healthy Living」の領域で、医療機関・製薬企業向けに診療データや健康データの利活用基盤注3の提供などを行っていきます。

「健康経営優良法人」とは

地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰するため、経済産業省と日本健康会議が「健康経営優良法人」の認定制度を2016年度に開始し、毎年申請企業の数は増えており、社会的な評価が高まっている制度です。大規模の企業等を対象とした「大規模法人部門」と、中小規模の企業等を対象とした「中小規模法人部門」の2つの部門により、それぞれ「健康経営優良法人」を認定しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    日本健康会議:
    国民一人ひとりの健康寿命延伸と適正な医療について、民間組織が連携し行政の全面的な支援のもと実効的な活動を行う組織。
  • 注2
    ナッジ理論:
    「人々が強制的にではなく、よりよい選択を自発的に取れるようにする方法」を生み出すための理論。
  • 注3
    診療データや健康データの利活用基盤:
    医療分野における診療データや健康データの利活用に向けた新たなクラウド型のプラットフォーム「Healthy Living Platform(ヘルシーリビングプラットフォーム)」。2023年3月より日本国内において、医療機関や製薬企業向けに提供。参考:当社プレスリリース

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件に関するお問い合わせ

Employee Success本部 Employee Relation統括部
電話:03-6252-2103(直通)



プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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