PRESS RELEASE

2024年1月10日
富士通株式会社

富士通、TNFDフレームワークに沿った情報開示を宣言

自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)Adopterに登録


当社グループは、自然関連財務情報開示タスクフォース(以下、TNFD)の趣旨に賛同し、2023年12月にTNFD Adopterに登録しました。これは、TNFD提言に沿った開示を行う意思をTNFDのWebサイト上で登録するものです。2024年1月10日までに登録した企業・組織は、同月にスイス・ダボスで開催される世界経済フォーラム年次総会で採用者として公表されます。

当社グループは、国際目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」注1に沿って、ネイチャーポジティブの実現に向け策定したあるべき姿の達成を目指し、TNFDフォーラム注2に2023年10月より参画してきました。今後TNFDフレームワークの開示推奨項目に沿って計画を策定、2024年以降開示し、開示内容を順次更新していく予定です。

当社グループはマテリアリティ(必要不可欠な貢献分野)注3である「地球環境問題の解決」の重点的な取り組み課題の一つに、自然共生(生物多様性の保全)を定めています。当社グループでは、かねてより生物多様性の保全に取り組み、沼津工場が2023年10月に環境省の「自然共生サイト」に認定されました。また、生物多様性への負の影響を評価する指標として選定した「エコロジカル・フットプリント」を用いた、企業活動全般を包括的に評価可能な算定方法を確立し、重大な負の影響要因を特定するなど、あるべき姿の達成に向け、様々な生物多様性保全活動を実施しています。これらの活動について、今後、TNFDの開示推奨項目に照らし合わせ、その位置付けを検討していきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

  • 注1
    昆明・モントリオール生物多様性枠組:
    2022年12月に採択された生物多様性に関する世界目標。2050年ビジョン、2030年ミッション、2050年グローバルゴール、2030年グローバルターゲットなどから構成されている。
  • 注2
    TNFDフォーラム:
    TNFDのミッションと原則に沿った、国際的・学際的な協議グループ。
  • 注3
    マテリアリティ:
    必要不可欠な貢献分野。当社は、地球環境問題の解決、デジタル社会の発展、ウェルビーイングの向上の3分野を定めました。

関連リンク

当社のSDGsへの貢献について

2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)は、世界全体が2030年までに達成すべき共通の目標です。当社のパーパス(存在意義)である「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」は、SDGsへの貢献を約束するものです。

本件が貢献を目指す主なSDGs

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総務本部 環境統括部
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