PRESS RELEASE
2018年7月12日
イオンフィナンシャルサービス株式会社
イオンクレジットサービス株式会社
富士通株式会社
生体認証技術を活用したカードレス決済の実証実験開始について
イオンフィナンシャルサービス株式会社(代表取締役社長:河原健次)の子会社であるイオンクレジットサービス株式会社(代表取締役社長:齋藤達也、以下、イオンクレジットサービス)は、ミニストップの一部店舗において、富士通株式会社(代表取締役社長:田中達也、以下、富士通)の生体認証技術である手のひら静脈認証を活用したカードレス決済の実証実験を2018年9月より開始いたします。本取り組みは、実小売店舗における手のひら静脈認証を使ったカードレス決済の国内初事例となります。
イオンクレジットサービスは、近年スマートデバイスを使った様々な決済手段が実現されている中で、お客さまがより便利に安心して利用できるクレジットカード決済を検討してまいりました。このたび、体の一部で本人を特定することができる生体認証技術の中で、認証精度が高く、かつ非接触で衛生的な富士通の手のひら静脈認証を決済スキームに活用しました。これにより、クレジットカードやスマートデバイスが不要な「手ぶら」のお買物を実現します。
本サービスでは事前に手のひらの静脈とイオンカードの情報とを紐付ける登録を行います。レジでのご精算では生年月日を入力した後、手のひらをかざすことで事前に登録したイオンカードで決済が可能となります。カードを財布等から取り出す手間が省け、ますます便利にイオンカードをご利用いただけます。また、手のひら静脈による認証は、手のひらに内在する血管の本数が多く複雑な配置であることから、認証精度が高く、優れた本人特定能力を実現します。さらに、体内情報のため、外的影響を受けにくく安定して認証が行えるとともに、偽造が困難で安全にご利用いただけます。
2018年9月よりミニストップの一部店舗において、イオングループ従業員を対象とした実証実験を実施いたします。実証実験の結果を踏まえ、イオングループ各社における利用可能店舗を順次拡大する計画です。
イオンクレジットサービスと富士通は、今後も、新しい技術を活用しお客さまの幅広いニーズにお応えすべくサービスの充実に努めてまいります。
ご参考:システムイメージ
ご参考:決済イメージ
ご参考:今回活用する富士通の手のひら静脈認証技術は、2004年に銀行ATMでの本人確認に採用されて以来、企業のPCアクセス管理、入退室管理などのセキュリティ用途で広く普及し、今ではカードレス化といった利便性用途にも拡大しています。現在、世界約60ヶ国で7,000万人以上に利用されています。
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以上
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