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PRESS RELEASE (サーバ)

2018年4月17日
富士通株式会社

次世代の基幹業務システムを支える「GS21」の新モデルを販売開始

当社は、メインフレーム製品の「GS21」シリーズを刷新し、超大型機「FUJITSU Server GS21(フジツウ サーバ ジーエス21) 3600モデルグループ(以下、GS21 3600)」および中・大型機「FUJITSU Server GS21 3400モデルグループ(以下、GS21 3400)」を、2018年4月17日より販売開始します。あわせて、新モデルに対応したソフトウェア「FUJITSU Software GSS21sx V20(フジツウ ソフトウェア ジーエスエス21エスエックス バージョン20、以下、GSS21sx)」の販売も開始し、オープンシステムとの連携をさらに強化します。

新モデルは、従来モデルに比べCPU性能が最大約20%向上し、設置面積が最大約40%縮小します。これにより、システムの集約・拡張性が向上し、デジタル化の進展に伴うデータ量の増大に対応できます。また、基幹業務システム管理における不正操作を防止するなどセキュリティをさらに強化し、データセンターなどにおける次世代の基幹業務システムを支えます。

また、お客様のメインフレーム継続のニーズに対応するため、中長期ロードマップを刷新し、2030年以降もメインフレームの継続提供と強化を保証します。

本製品は、5月17日(木曜日)~18日(金曜日)に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催する「富士通フォーラム2018」に出展します。

本製品の特長

  1. 性能の向上

    従来モデルに比べCPU性能が最大約20%向上しており、マルチクラスタシステムでは、システム記憶装置(SSU)へのアクセス回数を削減することで、トランザクション処理性能を高めています。これにより、デジタル化の進展に伴うデータ量の増大に対応できます。

  2. オープン連携・セキュリティ・設置性の強化

    オープンシステムからメインフレームデータベースへのリモートアクセス機能を基本ソフトウェアとして標準搭載するとともに、ファイル転送機能の強化により、XSP(注1) OS上でも最大280GBのデータを一括で転送できます。

    また、SVPMコンソール(注2)では、ユーザ権限と証跡ログの管理により、不正操作の抑止や検出が可能です。

    「GS21 3400」では、マルチクラスタシステムにおいて1筐体に2クラスタが搭載可能となり、設置面積を最大約40%縮小できます。さらに、オールインワンモデル(注3)では、周辺装置(注4)も筐体内に搭載でき、省スペースを実現します。

製品イメージ
製品イメージ

中長期ロードマップ

ミッションクリティカルな環境では、今なおメインフレームは必要不可欠な存在です。当社は、2030年以降も継続提供する製品ロードマップを新たに定め、メインフレームの継続利用を求めるお客様や基幹業務システムとデジタル技術の融合による新しいサービスの創出に取り組むお客様のニーズに応えるべく、製品を提供し続けます。

富士通メインフレーム 中長期ロードマップ
富士通メインフレーム 中長期ロードマップ

販売価格、および出荷時期

販売価格、および出荷時期
製品名 販売価格(月額・税別) 出荷時期
FUJITSU Server GS21 3600モデルグループ
(全35モデル)
1,138万2千円より 2018年9月末より順次
FUJITSU Server GS21 3400モデルグループ
(全29モデル)
101万5千円より 2018年9月末より順次
FUJITSU Software GSS21sx V20
(基本ソフトウェアパック)
83万7千円より 2018年9月末より

販売目標

グローバルにおいてメインフレーム全体で、2018年度から2020年度までの3年間で800台の販売を目指します(当社の決算期は3月末日です)

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 「XSP」:
メインフレーム中・大型機用OS「OSIV/XSP」の略
注2 「SVPMコンソール」:
マルチクラスタシステムの操作・構成制御・監視を行うコンソールサブシステム
注3 「オールインワンモデル」:
シングルクラスタ限定モデル。2018年度下期提供予定
注4 「周辺装置」:
ディスクストレージ装置、テープ装置、コンソール装置

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)


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