PRESS RELEASE (ITサービス・ソリューション・ソフトウェア)
2018年3月5日
富士通株式会社
世界180か国対象のグローバルオンサイトオペレーションを提供開始
全拠点で一貫したIT機器運用によりグローバルなITガバナンスの強化を支援
当社は、世界各国に拠点を展開する当社の海外グループ会社やサービスプロバイダーと連携し、約180か国において、IT機器のメンテナンス作業を代行するサービス「FUJITSU Managed Infrastructure Service グローバルオンサイトオペレーション (以下、グローバルオンサイトオペレーション)」を、日本国内のグローバルでビジネスを展開する法人向けに2018年3月5日より販売開始します。
本サービスは、当社との契約のみで、ほぼ全世界におけるお客様の海外拠点へエンジニアを派遣し、PC・ネットワーク機器・サーバなどのIT機器に対して、標準化されたメンテナンス作業を代行するものです。
これにより、海外の全拠点で一貫したIT機器運用を実現し、お客様のグローバルなITガバナンスの強化を支援します。
背景
複数の海外拠点でビジネス展開を行う際には、設置するIT機器の調達およびメンテナンスのために、現地のサービスプロバイダーを選定し、個別に作業内容を定義し契約する必要がありますが、言語や法令、商習慣の違いや時差などに大きく影響を受け、調整に時間を要するケースが多く見られます。
さらに、お客様が自身でメンテナンス作業を行うためには、日本から移動する時間や費用が都度かかるなど、国内拠点のみでの運用とは比較にならないほど大きなコストが必要となるため、グローバルで一貫したIT機器運用が求められています。
本サービスの特長
お客様のPC・ネットワーク機器・サーバなどのIT機器に対し、故障時の予備機交換や機器の設置および移設、手順書に基づく作業代行といったメンテナンス作業を、当社との契約のみで全拠点で一貫して代行し、お客様のグローバルなITガバナンスの強化を支援します。
- ほぼ全世界においてマルチベンダーのIT機器に対応
当社の海外グループ会社や世界の各拠点における複数のサービスプロバイダーと連携することで、約180か国のお客様拠点において、当社以外の製品を含むIT機器を対象に、オンサイト(訪問)型でメンテナンス作業を代行します。
また、オプションメニューで各拠点におけるインシデントや改善提案を含む月次作業状況レポートを当社のサービス管理者より提供することで、お客様のライフサイクルを考慮した最良なIT機器運用を実現します。
- 過去のインシデント情報を踏まえた的確なオペレーションを実施
グローバルで共通利用するインシデント管理システムを通じて、各拠点のエンジニアからインシデント情報を収集および横展開することで、過去に発生した事例を踏まえた的確なサポートを全拠点において提供できます。
サービス概要図 - 作業手順の共有により短期間でサービスを開始
契約時のお客様との検討に基づき、標準化した作業内容および手順を、ベルギー・フィリピン・コスタリカにある当社の海外拠点をハブとして各拠点のエンジニアへ一斉に展開し共有することで、本来必要となる事前教育などの準備期間を大幅に短縮し、最短1か月でサービスを開始できます。
販売価格、および提供時期
製品名 | 販売価格(税別) | 提供時期 | |
---|---|---|---|
FUJITSU Managed Infrastructure Service グローバル オンサイトオペレーション |
・初期費用: ・基本費用: |
35万円(注1) 10万円/月(注2) +作業費用:1.1万円/件(注3) |
2018年4月1日 |
販売目標
大手100社、中堅・準大手をターゲットに累計200社、2020年度末までに年間売上20億円
(当社の決算期は3月末日です)
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
本サービスについては現在商標出願中です。
以上
注釈
- 注1:
- 展開国数が1か国の場合。追加は1か国ごとに30万円から
- 注2:
- 月間インシデント件数が10件の場合。見込みインシデント件数に応じて別途見積
- 注3:
- お客様拠点がフィリピンまたはベトナムでPCの予備機交換作業を代行する場合の見積例
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン(総合窓口)
0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・当社指定の休業日を除く)
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