PRESS RELEASE （環境）
2017年12月4日
富士通株式会社
マルチノードサーバ「PRIMERGY CX600 M1」が
平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞
当社は、マルチノードサーバ「FUJITSU Server PRIMERGY CX600 M1」（フジツウ サーバ プライマジー シーエックス600 エムワン、以下、PRIMERGY CX600 M1）において、「平成29年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰（技術開発・製品化部門）」（主催：環境省）を受賞しました。これは「PRIMERGY CX600 M1」に採用している温水冷却技術が、システム全体のTCO（注1）と電力使用量、CO2排出量の削減に貢献していることが評価されたものです。
当社は今後もエネルギー効率の高い製品を開発し、ビジネスを通した気候変動の緩和と適応に貢献していきます。
地球温暖化防止活動環境大臣表彰について
地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、平成10年度より環境省が地球温暖化対策推進の一環として、地球温暖化防止に顕著な功績のあった団体・個人を称えるものです。
「PRIMERGY CX600 M1」について
「PRIMERGY CX600 M1」の水冷モデルは、サーバ内を循環させる冷却水の温度を外気によって下げる温水冷却技術を採用しています。本モデルでは、サーバに内蔵する水冷ポンプでCPUを冷却することで、サーバを冷却するためのファンの回転数を下げることができ、サーバの消費電力を削減します。また、冷却水とともにサーバ外に出される熱は、サーバを搭載するラックに連結したCDU（注2）での熱交換と、屋外に設置する冷却塔での外気冷却により、従来よりも少ない空調設備で冷却できます。これにより、システム全体のTCOと電力使用量、CO2排出量の削減に貢献します。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 TCO：
- Total Cost of Ownershipの略。システムの導入費用だけではなく、運用・管理まで含めた総費用。
- 注2 CDU：
- Cooling Distribution Unitの略。サーバ内蔵の水冷ポンプから冷却塔まで冷却水を循環させ、CDU自身でも熱交換を行う。
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