このページの本文へ移動
  1. ホーム >
  2. プレスリリース >
  3. 富士通とトレジャーデータ社、デジタルマーケティング事業で協業

PRESS RELEASE (サービス)

2017年5月12日
富士通株式会社

富士通とトレジャーデータ社、デジタルマーケティング事業で協業

様々なチャネルの顧客データを高速分析し、マーケティング施策を支援

当社は、このたび、データマネージメントサービスを展開するトレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三橋 秀行、以下 トレジャーデータ)とデジタルマーケティング事業で協業することに合意しました。

今回の協業では、当社のデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク)」で展開しているリアルタイムなマーケティング施策実行や高度なデータ分析が可能なソリューション「eXperience Data Platform(エクスペリエンス・データ・プラットフォーム)」(以下、XDP)の機能強化を実現します。

「XDP」のマーケティングコンバージェンスプラットフォームに、大量のデータ分析に強みをもつトレジャーデータのクラウドサービス「TREASURE DMP」を連携させることで、各種アプリケーションやモバイル端末上での購買取引やWeb閲覧などのログデータに含まれる顧客行動データと年代・性別などの属性データといった大量データを収集・蓄積し、高速分析することが可能となります。これにより、デジタルマーケティング業務のPDCAをスピーディーに回すことで、メールや広告配信などの最適化を図り、購買力やサイト会員数達成などのコンバージョン率を改善できるようになります。

当社は、今後も「XDP」のソリューションを強化し、デジタルマーケティングを活用したお客様のビジネス革新に貢献していきます。

背景

昨今、企業と顧客間のコミュニケーションは、購買取引やWeb閲覧、各種のアプリケーションやモバイル端末など、様々な方法で行われており、同時にそれらに伴う大量データが企業に収集・蓄積されています。現状、これらのデータは、部門ごとにばらばらに管理されていることが多く、顧客を正しくパーソナライズするために、部門間でのデータ統合が求められています。

今回、このようなニーズに対して、トレジャーデータの「TREASURE DMP」を活用することで、大量の顧客に関するデータを業務やチャネルを横断して統合・分析し、一人ひとりに的確なマーケティング施策を実行することを目指します。

協業の概要

当社は、デジタルマーケティングのソリューション群である「XDP」のマーケティングコンバージェンスプラットフォームにおける大量データの蓄積・高速分析が可能な機能として、トレジャーデータの「TREASURE DMP」との連携を行います。

「TREASURE DMP」は、 様々なチャネルにおける顧客データとそれと関係性をもつサードパーティデータを統合し、顧客ごとの属性、店頭やWebの購入履歴、サイト内行動、広告接触などを軸に分析することで、顧客情報を一元的に把握し、最適なマーケティング施策を支援するクラウドサービスです。

今回の協業により、「TREASURE DMP」で取り込まれる豊富なサードパーティデータと「XDP」と連携するCRMやPOSなどのシステムやマーケティングツールにおける顧客データとを統合し、大量データの蓄積および高速分析することができるようになるため、「XDP」関連のデジタルマーケティングソリューションを導入のお客様へきめ細かなマーケティング施策の実行が可能となります。

トレジャーデータ株式会社 代表取締役社長 三橋 秀行氏のコメント

「TREASURE DMP」は、企業のもつ、様々なチャネルから得られる顧客データとサードパーティデータを統合させることで、日本国内だけでもすでに約200社の企業にご活用いただいております。

今回の連携により、これらの知見を活かしつつ、富士通の「XDP」のマーケティングコンバージェンスプラットフォームに組み込まれることで、顧客のユーザーごとの属性、店頭・Webの購入履歴、サイト内行動、広告接触、センサーデータなどを統合し、分析することを実現し、マーケティング施策の強化を支援したいと考えています。

トレジャーデータ社について

2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、企業が扱う大量のデータを、リアルタイムで収集、統合するための仕組みである「ライブ データ マネージメント(LDM)プラットフォーム」を提供しています。大容量の購買取引データやWeb閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータなど、様々な非構造化データに対応しており、一定の月額課金で収集・保管・分析および他のマーケティングツールやサービスに連携しています。さらに、センサーデータやマシンデータなど、IoT分野におけるビッグデータへの対応も強化しています。日本では、2012年11月に国内の事業開発および技術開発の拠点としてトレジャーデータ株式会社を設立、また、2015年1月にソウル支社を開設、アジア太平洋市場における本格的な事業展開を開始しています。
https://www.treasuredata.com/jp/

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。