PRESS RELEASE (サービス)
2016年11月1日
富士通株式会社
大学の学納金・寄付金をクレジットカード決済可能なサービスを販売開始
寄付金に関する税額控除申請の手間を大幅に軽減
当社は、大学への学納金(入学金・授業料)・寄付金などをインターネット上でクレジットカード決済ができるクラウドサービス「FUJITSU 文教ソリューション Campusmate-J(キャンパスメイト ジェイ) 学納金クレジット決済支援サービス」(以下、「学納金クレジット決済支援サービス」)を、11月1日より販売開始します。
本サービスにより、入学者や学生は、これまで銀行振込が主流のため、振込申請書といった必要書類の取り寄せなどが必要だった大学への各種支払いを、パソコンやスマートフォンからのクレジットカード決済で簡単に行うことができます。また、国内外問わず、24時間インターネットでの決済が可能になるため、増加する留学生の利便性を向上します。さらに、寄付金においては、大学への寄付に対する税制優遇措置(注1)を受けるうえで必要な領収書や税額控除に係る証明書の写しを、家庭のプリンターですべて印刷できるため、いつでも入手が可能になります。これにより、入学者や学生は、学納金や寄付金の支払いの手間を大幅に削減するとともに、個人の寄付金に関するスムーズな各種手続きを実現します。
背景
現在、学納金や寄付金は銀行振込が主流であり、支払いのための申請書の取り寄せや発送など、入学者や大学側の双方において手間と負担がかかっています。また、大学においては、少子化の進む日本での大学経営に欠かせない外部資金である寄付金の不足が課題となっています。
今回、当社は、これらの課題に対し、大学への各種支払いをパソコンやスマートフォンの画面から簡単にクレジットカード決済できる「学納金クレジット決済支援サービス」を提供します。
本サービスの特長
図.「学納金クレジット決済支援サービス」システムイメージ
- 大学への各種支払いをパソコン上からクレジットカードで決済可能
入学者は国内外を問わず24時間いつでもインターネットにてクレジットカード決済ができることで、従来主流であった銀行振込による手続きの手間や、海外からの支払いにおいて特に負担となる送金手数料などが軽減されます。支払い画面はタッチ操作が可能な画面デザインを採用しているため、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからも利用できます。
なお、本サービスの決済機能は、ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:今井康之)の決済代行サービスを採用しています。
- 寄付金に関する税額控除申請の手間を大幅に削減
大学への寄付者は、クレジットカードでの寄付金支払い後、パソコン画面に表示される税額控除申請のための領収書や税額控除に係る証明書の写しを手元のプリンターでそのまま印刷ができます。大学側は、寄付者宛にそれらの証明書の写しを郵送する必要がなくなり、費用と手間を削減できます。寄付を手軽に行えることで、個人からの寄付を促し、大学の寄付金の募集を支援します。
販売価格、および提供時期
サービス名 | 販売価格(税抜) | 提供時期 |
---|---|---|
「FUJITSU 文教ソリューション Campusmate-J 学納金クレジット決済支援サービス」 | 年額60万円から(注) | 2016年11月1日 |
(注)別途、導入一時費用が必要。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 大学への寄付に対する税制優遇措置:
- 個人からの寄付に係る所得税の税額控除制度。平成28年度の税制改正に伴い、国立大学法人、公立大学法人、独立行政法人国立高等専門学校機構、独立行政法人日本学生支援機構への寄付金にも適用。
関連リンク
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