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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2016年6月21日
富士通株式会社

従来比約2.5倍の性能を実現するPCサーバ「PRIMERGY」の新モデルをグローバルで販売開始

最新CPU「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー」を搭載し、当社性能検証実施結果を公開

PRIMERGY CX600 M1「PRIMERGY CX600 M1」
拡大イメージ

当社は、従来比約2.5倍の性能を実現(注1)する最新のインテル社製CPU「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」を搭載した「FUJITSU Server PRIMERGY CX600 M1(フジツウ サーバ プライマジー シーエックス600 エムワン、以下、PRIMERGY CX600 M1)」を、より高い性能を求められるハイパフォーマンスコンピューティング分野向けを中心に9月よりグローバルに販売開始します。

「PRIMERGY CX600 M1」は2Uサイズのシャーシに8台のサーバノードを搭載することが可能なため、集積密度も従来製品に比べ2倍を実現(注2)しています。

また、「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」の様々な分野におけるアプリケーション性能の検証を当社にて実施し、その結果を当社サイトにて随時公開していきます。これにより、お客様は製品導入の前に分野別の性能や特長を確認でき、また業務効率改善の指標となるため、最適かつ最新のシステムを効率的に導入することができます。

本製品の特長

  1. 高い集積密度で省スペースを実現するマルチノードサーバ

    1シャーシが2Uサイズの「PRIMERGY CX600 M1」は、本日インテル社より発表された最新CPU「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」を1基搭載する「FUJITSU Server PRIMERGY CX1640 M1」サーバノードを、最大で8台搭載することが可能です。

    本製品は1シャーシ規模のシステムから、19インチラックあたり「PRIMERGY CX1640 M1」サーバノードが最大168台の集積密度を実現する大規模システムまで、様々な規模のシステムを構築することができます。

    「PRIMERGY CX600 M1」 シャーシ内部構造
    「PRIMERGY CX600 M1」 シャーシ内部構造

  2. 空冷モデルに加え、水冷モデルをラインナップ

    「PRIMERGY CX600 M1」は、従来型の冷却ファンによる空冷モデルに加え、最新の温水冷却技術(注3)を採用した水冷モデルをラインナップに追加します。サーバに内蔵する水冷ポンプでCPUを冷却し、冷却ファンの回転数を下げることで、消費電力を低減します。また、冷却水とともにサーバ外に出される熱は、サーバを搭載する19インチラックに連結されるCDU(注4)での熱交換および、屋外に設置する冷却塔での外気冷却により、従来よりも少ない空調設備で冷却されます。これらのサーバや冷却設備の消費電力、および冷却設備そのものの削減により、システム全体のTCOを削減します。

なお、本製品は国立大学法人東京大学(所在地:東京都文京区、総長:五神 真、以下、東京大学)様と、国立大学法人筑波大学(所在地:茨城県つくば市、学長:永田 恭介、以下、筑波大学)様とが共同運営する、「最先端共同HPC基盤施設(JCAHPC)」の新スーパーコンピュータシステム「Oakforest-PACS(オークフォレスト・パックス)」に採用されています。

「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」について

「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」は、2013年1月より販売開始した「インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー」の後継プロセッサーです。 従来製品は「インテル® Xeon® プロセッサー」にPCI Express経由で接続し、コプロセッサーとして動作しますが、「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー」は「インテル® Xeon® プロセッサー」と同様に独立して動作するCPUです。

「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」は、1CPUあたり最大72コアを搭載し、理論演算性能では従来製品「インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー」の約2.5倍となる 3テラフロップス(TFLOPS)(注5)以上を実現します。また、メモリはプロセッサーに内蔵する最大16GBの高速MCDRAM(Multi-Channel DRAM)に加え、最大384GBのDDR4メモリを搭載可能です。

「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」の性能検証結果について

今般、「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」を用いて各種ベンチマークの性能検証を実施し、最新の「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2697Av4 (2.60GHz、16コア)」の検証結果と比較したところ、「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 製品ファミリー」が、「SPECfp_rate2006」のアプリケーション別のベンチマークにおいて最大で約4.4倍の性能向上(注6)となる結果が得られました。性能検証結果は PCサーバ PRIMERGY 新製品のお知らせ に掲載しています。

当社は、お客様への最新プラットフォーム提案に向けて、引き続き性能検証を実施し、導入効果の見える化を進めていきます。

商標について

  • 「SPEC」およびベンチマーク名の「SPECfp」は、米国およびその他の国における「The Standard Performance Evaluation Corporation(SPEC)」の商標または登録商標です。
  • その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 従来比約2.5倍の性能を実現:
「インテル® Xeon Phi™ コプロセッサー 7120P」と最新「インテル® Xeon Phi™ プロセッサー 7250」との理論演算性能値での比較。
注2 集積密度も従来製品に比べ2倍を実現:
2Uシャーシに4台のサーバを搭載する「FUJITSU Server PRIMERGY CX400 M1」との比較。
注3 温水冷却技術:
従来よりも高い温度で冷却水を循環させ、外気によって冷却水の温度を下げる技術。冷却チラー設備によって冷却水の温度を下げる場合と比較して、冷却設備を削減でき、システムおよびファシリティ全体でのエネルギー効率向上が期待できる。
注4 CDU:
Cooling Distribution Unitの略。サーバ内蔵の水冷ポンプから冷却塔まで冷却水を循環させ、CDU自身でも熱交換を行う。
注5 テラフロップス(TFLOPS):
Tera Floating-point Operations Per Secondの略。Teraは1兆(10の12乗)のことで、毎秒1兆回の浮動小数点演算ができることを表す。
注6 最大で約4.4倍の性能向上:
システム性能を評価するベンチマーク「SPEC CPU2006」における、一定時間に処理可能な浮動小数点演算タスク数(スループット)を示す指標である「SPECfp_rate2006」のアプリケーション別のBase値での比較。2016年6月21日現在、437.leslie3dアプリケーションでは、「PRIMERGY RX2540 M2」に搭載した「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2697Av4 (2.60GHz、16コア)」の約4.4倍の結果が得られている。なお、上記の結果は2016年6月21日時点で、「SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)」への提出を完了。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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