PRESS RELEASE （事例）

2016年1月19日
富士通株式会社

オプテックス様に、センサー活用ビジネスを変革する「IoT Platform」を提供

第一弾として水質計測センサー機器をIoT活用し、今後は他センサー機器にも展開

オプテックス様の導入背景

オプテックス様は、「IoS（Internet of Sensing Solution）」のコンセプトのもと、強みを持つセンシング技術にIoT技術を融合し、「防犯・警備・防災」、「環境モニタリング」、「運転マネジメント」、「ファシリティ・アセットマネジメント」の分野で、より付加価値の高いサービスを提供することを推進しています。

このたび、オプテックス様では、各種センサー機器のIoT活用を目指す中で、多様なセンサー機器に対応し、かつ、セキュアーな環境でデータ利用が可能な当社の「IoT Platform」を共通基盤として採用され、今回第一弾として、水質計測センサー機器を活用した「WATER it」の試験運用を開始しました。

オプテックス様では、「IoT Platform」を活用した「WATER it」を中国で展開することで、下水処理場や河川、工場などの各エリアで採取したサンプルを分析センターに持ち帰り測定していたため時間がかかり、かつ広範囲のデータ管理が困難だった現状を改善し、簡易にリアルタイムなデータ収集ができるサービスを提供していく予定です。

オプテックス様の「IoT Platform」活用の概要

1. 膨大なセンサーデータのリアルタイムな安定処理が可能

   「IoT Platform」により、膨大なセンサーデータをリアルタイムかつ効率的に処理することが可能です。また、様々なセンサーデータの追加に容易に対応できるため、オプテックス様は水質計測センサー機器以外の他のセンサー機器に対しても、「IoT Platform」を共通基盤として幅広く利用できます。さらに、「IoT Platform」上の蓄積データのアクセス権限をきめ細かく設定できるため、オプテックス様では複数の事業部門・関係会社などでそれぞれの利用範囲にあわせたセキュアーなデータ活用が可能です。

2. IoT活用のためのアプリケーションが容易に作成可能

   「IoT Platform」と日本IQP株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：カプリンスキー　ガイ）の簡易アプリケーション開発実行基盤を連携させることで、プログラム経験のない担当者でも簡単に各種センサーに対応したアプリケーションを開発できます。今回、オプテックス様は、 実証実験用に本基盤を活用し、水質計測センサー機器の開発担当者自らが、機器開発と並行してマルチデバイスに対応した水質管理アプリケーションを短期間で開発しました。

当社は、お客様のデジタル革新を実現するため、最先端技術を実装したデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc（メタアーク）」の中核商品として「IoT Platform」を提供し、お客様の新たな価値創造と企業競争力強化に貢献してまいります。

エンドースメント

オプテックスのセンサー機器を活用した新たなサービスモデルの構築にはクラウド基盤のいち早い開発が必要不可欠でした。富士通様のプラットフォームは構築性、運用性、メンテナンス性とも非常に簡易であり、かつスピーディーな実現性があるという点が今回の採用の決め手となっています。簡易水質測定システムを皮切りに、センシングが重要とされる様々な現場を熟知した当社が展開する新たなIoT事業のクラウドパートナーとして、富士通様には期待しております。

オプテックス株式会社 取締役 事業戦略統括本部長 上村 透

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

関連リンク

• FUJITSU Cloud Service IoT Platform
• FUJITSU Digital Business Platform MetaArc
• オプテックス株式会社
• 中国サイト（WATER it特設サイト）

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