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PRESS RELEASE (導入事例 )

2015年9月17日
富士通株式会社

(本資料は、Fujitsu Australia and New Zealandが発行したプレスリリースの抄訳です。)

オーストラリアのNSW警察様が、証拠映像の収集業務に手のひら静脈認証を採用

ウェアラブル・ビデオソリューションにより、現場情報の記録・管理プロセスを簡素化

[オーストラリア、シドニー発、9月17日]Fujitsu Australia and New Zealand(以下、富士通)は、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州の警察部隊である the NSW Police Force(以下、NSW警察)様より、富士通の手のひら静脈認証技術を活用した、ウェアラブル・ビデオ・ソリューション(Body Worn Videoソリューション、以下、BWVソリューション)を受注しました。

本ソリューションは、オーストラリアでモバイル・ビデオ・ストリーミング技術を提供しているm-View社と共同で、NSW警察向けに開発したもので、警察官が装着型カメラで撮影した現場の証拠映像を、簡易な操作で保管・活用できるシステムです。証拠映像の検索、再生、アクセス管理、証拠映像の配信先管理などの警察官の通常業務を支援する機能を備えており、現場の警察官から司令部隊へ、ライブストリーミングでの映像送信も可能です。さらに、警官のジャケットなどに装着したカメラから本システムへの映像転送や、登録済み映像へのアクセスなど、本システムを活用する際の利用者認証用に、富士通独自の非接触型手のひら静脈認証装置「PalmSecureセンサー」を組み込んでいます。

これにより、現場の警察官による証拠収集の精度が高まり、証拠映像の撮影者を確実に記録できるため、警察官の勤務シフト終了時の点検業務を簡素化できます。また、供述書や状況報告書の作成、起訴や苦情調査のプロセスなども改善できると考えられており、市民サービスや警察官の訓練の改善、勤務中の怪我の件数減少などの効果も期待されています。

Fujitsu Australia and New ZealandのCEO、Mike Fosterは、次のように述べています。
「富士通のBWVソリューションは、NSW警察様の証拠データの収集業務において、確実に、様々な効果をもたらすと考えています。過去10年以上、NSW警察様と様々なプロジェクトで協業してきた経験と、オーストラリア国内の他の警察をサポートした実績を活かし、NSW警察様特有のニーズに応えられるソリューションが開発できました。このソリューションの導入により、管理経費の削減と、より信頼性の高い証拠収集が可能になると自負しています」

NSW警察のMajor Events and Incident Group Commander, Assistant Commissioner、Alan Clarke氏は、次のように述べています。
「富士通のBWVソリューションによって、警察官による手書きの記録が補完されるため、信頼性の高い証拠を収集できます。これまでに行ったトライアル運用により、BWVソリューションが現場の警察官やコミュニティーに、顕著なベネフィットをもたらすことが明確になっています」

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以上

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