PRESS RELEASE (導入事例)
2015年8月6日
富士通株式会社
(本資料は、Fujitsu UK and Irelandが発行したプレスリリースの抄訳です。)
英国 国防省様より、5億ポンドを超える契約を獲得
10年間で10億ポンドのコスト削減に貢献
[英国、ロンドン発、8月5日]Fujitsu UK and Ireland(以下、富士通)は、Ministry of Defence(以下、英国 国防省)様より、2件の契約を獲得しました。
契約の1つは、受注金額が今後5年間で5億5,000万ポンド超の基幹グローバル情報通信サービスの提供で、従来のDefence Fixed Telecommunications Service(防衛固定通信サービス)とATLAS Consortium(注1)が提供してきたLANサービスのリプレースです。機動的で最新かつ強固な一連のネットワーク(LAN/WLAN、WAN)サービスに刷新し、職員のニーズに沿うように、作業場所を問わず情報通信ネットワークを利用できるようにします。
もう一方は、富士通が参加しているATLAS Consortiumが獲得した契約であり、2016年9月までにオフィスや指令本部、基地に勤める多くの国防省職員にセキュアなITシステムを提供します。本契約の受注金額は、9億3,300万ポンドで、従来からのDefence Information Infrastructure(防衛情報インフラ)契約の期間が延長されました。
これらの契約により、今後10年間で10億ポンド超のコスト削減が見込まれています。また、富士通は、英国 国防省全体で、職員が場所を選ばず迅速にセキュアなコミュニケーションが可能となるように、ICTによる変革を進める上で、重要な役割を果たすことになります。
Fujitsu UK and IrelandのCEO、Regina Moranのコメント:
「英国 国防省様のITインフラの開発と改善を行い、英国の国益を守る同省を支援するという役割を果たせることを光栄に思います。これらの2つの契約で、極めて重要な役割を担う富士通は、未来の英国国防戦略の中心に据えられます。」
Michael Fallon国防大臣のコメント:
「物理的なものかサイバーベースかに関わらず、英国の安全を脅かす者に対抗していかねばなりません。今回の契約は、我々の対抗能力を強化し、職務遂行をより効率的にします。また、10年間で10億ポンドという大幅なコスト削減も見込んでいます。削減したコストは全て国防に再投資され、最終的に英国の安全維持に資するものとなります。」
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 ATLAS Consortium:
- Defence Information Infrastructure(防衛情報インフラ)の開発を担う企業体であり、富士通、HP、Airbus Defence and Space、CGIが参加している。
関連リンク
- プレスリリース「英国防省が防衛情報インフラの次世代プロジェクトについてアトラスコンソーシアムを優先入札業者に選定」 (2005年3月3日発表済み)
本件に関するお問い合わせ
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