• English

PRESS RELEASE

2015年4月21日
INFRAGISTICS, Inc.
富士通株式会社

インフラジスティックスと富士通、システム構築分野でグローバルに協業

「Infragistics Ultimate」によるユーザビリティの高いソリューションを提供

背景

企業向けのシステムでは、画面のわかりやすさ、操作性の高さといったユーザビリティが集客性、生産性など多くの面で企業活動に大きく影響します。一方で企業のグローバル化、ビジネスサイクルの短期化、スマートデバイスの普及などにより、お客様の様々な要望に応じ、ユーザビリティの高いインターフェースを短期間に開発することができる、多様なデバイスに対応したシステム開発技術が必要とされています。

「Infragistics Ultimate」について

インフラジスティックスの主力製品である「Infragistics Ultimate」は、Windows デスクトップ、Web、モバイルなどネイティブ、ハイブリッドを問わず幅広いプラットフォームに対応したGUI開発支援コンポーネントであり、世界でトップシェア（注2）を誇っています。

「Infragistics Ultimate」は訴求力のある魅せるユーザーインターフェース（以下、UI）、優れたUXを少ない工数で実現する最先端の50種以上のツールや部品（注3）で構成されています。本製品で提供されるリボンメニューやスケジュール表示などのUIパターンや、各モバイルプラットフォームに対応したタッチUIコンポーネント、高機能なグリッド、チャートなどを活用することで、高いUXを提供するUIを効率的に構築できます。

協業の概要

本契約により、国内外の富士通グループの全エンジニアが「Infragistics Ultimate」を活用し、顧客満足度の高いソリューションを効率的、かつ迅速に構築可能となります。一方、インフラジスティックスは、同社の世界各拠点に富士通グループ向けのサポート体制を整備し、最新のツールや部品が次々と追加される「Infragistics Ultimate」を、世界中の富士通のエンジニアがフル活用できるように支援します。

両社は、富士通グループの様々な業種・業態への対応力とインフラジスティックスの優れた開発支援コンポーネントを組み合わせることで、より多くの市場のニーズに応えるソリューションをタイムリーに提供できると考えています。

富士通は、すでに、同社のアプリケーションフレームワーク「Fujitsu Sofrware INTARFRM（フジツウ ソフトウェア インターファーム）」への組み込みと展開に着手しています。

今後の展開と目標

両社は協力して国内外の富士通グループ各社における「Infragistics Ultimate」の活用を推進し、2015年度に200プロジェクト、2017年度までの3年間で累計1000プロジェクトで「Infragistics Ultimate」を活用し、UXの高いソリューションを世界で提供することを目指します。

INFRAGISTICS, Inc、President & CEO、Dean Guidaのコメント

「今回の協業により、インフラジスティックスが培ってきたUIを通して届けられる価値を富士通の様々なソリューションに適用できると考えており、またインフラジスティックスの製品開発プロセスを富士通からの現場フィードバックでさらに強固なものとし、これまで以上の機能と品質を実現した製品を市場にお届けできると確信しています。」

富士通株式会社 執行役員 遠藤明のコメント

「来るべきIoT時代には、大量のデータをわかりやすく視覚化し即座に活用できるようにするため、ユーザビリティの高いUIが重要になります。富士通は、最先端の技術を使ったUIツールや部品を次々と提供するインフラジスティックスの開発支援コンポーネントを活用することで、お客様のニーズに迅速かつ柔軟に対応した、ユーザビリティの高い付加価値のあるソリューションを提供していきます。」

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 ユーザーエクスペリエンス：

製品、システム、サービスの使用、または使おうとすることによって生じる、人の知覚や反応のこと。

注2 トップシェア：

IDCによる2011～2012年の状況調査結果。

注3 50種以上のツールや部品：

Ignite UI jQuery/HTML5コンポーネントの場合。

関連リンク

• インフラジスティックス・ジャパン株式会社ホームページ
• 富士通株式会社ホームページ

---