PRESS RELEASE
2015年4月10日
富士通株式会社
「Fujitsu Technology and Service Vision 2015」を策定
お客様とのイノベーション共創に向けて提言
当社はこのほど、ICTがどのようにビジネスと社会のイノベーションに貢献するのかについての考えをまとめた「Fujitsu Technology and Service Vision」の2015年版を策定し、4月10日に発行します。
2015年版では、昨年提唱した「ヒューマンセントリック・イノベーション」を、より具体化して紹介するとともに、お客様のイノベーション実現に向けた提言をまとめています。
「Fujitsu Technology and Service Vision」は、豊かな社会の実現に向けて、ビジネスや社会でどのようにイノベーションを起こしていくかについて提言し、それを支える技術・サービスのコンセプト、ならびに対応する商品群を体系化しています。2013年4月に第1版を発行して以来、内容の充実を図りながら年1回発行してきました。今回、最新のICT動向やお客様とのイノベーション共創の事例を織り込み、「Fujitsu Technology and Service Vision 2015」を発行しました。
「Fujitsu Technology and Service Vision 2015」では、以下の3点を提言しています。
- イノベーションの鍵は人
商品、サービスやプロセスがデジタル化され、人だけではなくあらゆるものがネットワークにつながっていくハイパーコネクテッド・ワールドが到来しています。この「つながり」から価値が生み出される世界においてビジネスが持続的な成長を実現していくためには、人を中心においてデジタル・テクノロジーの可能性を追求し、人の創造性を最大限に発揮させていくことが重要になります。
ヒューマンセントリック・イノベーション - ビジネスと社会の成長のロードマップ
企業や公共機関は、当社が昨年提案した「ヒューマンセントリック・イノベーション」の考え方を、成長に向けたロードマップを設計するために、人の革新、ビジネスモデルの革新、そしてデジタル・エコシステムの構築へと発展的に活用できます。デジタル・エコシステムとは、様々な企業の商品やサービス、さらには政府や学術研究機関などが提供するサービスがデジタル・インターフェースでつながることによって価値が共創されていく、ビジネスや社会における生態系です。
成長のロードマップ - デジタルビジネス・プラットフォーム
多様なサービスをつなげてデジタル・エコシステムを構築するためには、クラウドをベースとしたデジタルビジネス・プラットフォームが不可欠となります。また、デジタルビジネス・プラットフォームは、従来の生産性を向上させるための基幹業務システムと、人やモノのつながりから洞察を生み出す新しいシステムを連携させることによって、上流から下流まで一貫したビジネスのデジタル化を実現する役割を果たします。
そして、新しいビジネスモデルやシステムを構築していくためには、より自律的でクリエイティブな人材が必要になります。
デジタルビジネス・プラットフォーム
当社はお客様のイノベーション・パートナーとしてビジネスの革新や社会サービスの向上のお手伝いをし、より安全で豊かな持続可能な社会「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」の共創に力を注いでいきます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
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