PRESS RELEASE (サービス)
2015年1月27日
富士通株式会社
館林・明石システムセンターに新棟を建設
IoTやクラウドビジネスを加速させる中核拠点を東西で拡張
当社は、このたび、IoTやクラウドビジネスを加速させる中核拠点として、主力データセンターである館林システムセンター、および明石システムセンターに新棟を建設します。2015年1月より順次着工し、館林システムセンター新棟は2016年4月に、明石システムセンター新棟は2016年7月に開設予定です。
東日本大震災を契機とした事業継続対策などのニーズの活発化や、クラウド利用の拡大に伴う用途の多様化に対応するため、当社はさらなるアウトソーシングビジネスの展開とクラウドサービスの提供に向けて、東西の主力データセンターに国内最高水準のICTファシリティ基盤を備え、SDN(注1)などの最新技術を実装した新棟を建設します。
当社は、今後もグローバルにデータセンタービジネスを拡充するとともに、複雑化するICT活用の利便性を向上させ、お客様のビジネスイノベーションに貢献していきます。
[関連リンク] 「データセンターアウトソーシング」紹介サイト
近年、企業では、災害対策などの事業継続の強化、増加し続ける運用コストの最適化、市場変化に合わせた即時対応などが大きな経営課題となっており、経営インフラとしてこれまで以上にICTの重要性が高まっています。
今回当社は、増加するクラウド需要やデータセンター活用のニーズに対応するため、東西の国内主力データセンターである館林システムセンターと明石システムセンターの敷地内に新棟を建設します。両新棟にはSDNなど最新技術を実装し、いつでも、どこからでも、すぐにクラウドやネットワークのサービスを利用することが可能なICT環境を提供していきます。
開設予定の館林システムセンター(C棟)イメージ図
当社は1995年の館林システムセンター開設以来、国内70拠点、海外40拠点以上におよぶ、計100拠点以上でアウトソーシングやクラウドなどのデータセンターサービスを提供してきました。当社はこれからも、20年間のデータセンタービジネスで培ってきた運用技術・ノウハウを結集し、ICTの価値・品質を継続的に高めながら、お客様とともにビジネスイノベーションを実現していきます。
新棟の概要
センター名 | 建物構造 | 延床面積 | ラック数 | ティア(注2) | 開設予定 |
---|---|---|---|---|---|
館林システムセンターC棟 | 免震 | 39,000m2 | 4,000 | ティア4相当 | 2016年4月 |
明石システムセンターF棟 | 免震 | 3,200m2 | 500 | ティア4相当 | 2016年7月 |
既存棟の概要
センター名 | 建物構造 | 延床面積 | ラック数 | ティア |
---|---|---|---|---|
館林システムセンター(2棟) | 耐震・免震 | 88,800m2 | 9,900 | ティア4相当 |
明石システムセンター(4棟) | 耐震・免震 | 35,500m2 | 2,600 | ティア3~4相当(注3) |
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 SDN:
- Software Defined Networking。ソフトウェアにより、構成や機能を定義・制御することが可能なネットワークを構築する技術全般のこと。
- 注2 ティア:
- 日本データセンター協会が定めるファシリティスタンダード(基準項目)のサービスレベル。
サービスレベルは、ティア1からティア4の4段階に分類し、ティア4が最上位となる。 - 注3 ティア3~4相当:
- 明石システムセンター既存棟は、棟によってティアのサービスレベルが異なる。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
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