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PRESS RELEASE (パソコン、タブレット)

2015年1月20日
富士通株式会社

企業向けタブレット、ノートパソコン 4シリーズ6機種を新発売

モバイル利用に最適な端末を拡充し、ワークスタイル変革を強力にサポート

当社は、企業向けWindowsタブレット「FUJITSU Tablet ARROWS Tab(フジツウ タブレット アローズ タブ、以下、ARROWS Tab) 」1シリーズ2機種、および企業向けノートパソコン「FUJITSU Notebook LIFEBOOK(フジツウ ノートブック ライフブック、以下、LIFEBOOK)」3シリーズ4機種を、2015年1月から順次、国内で販売を開始します。

タブレットでは、セキュリティと利便性を両立した手のひら静脈センサーを搭載可能な13.3型大画面ハイスペック防水タブレット「ARROWS Tab Q775/K」と、最新CPU搭載の10.1型高精細防水タブレット「ARROWS Tab Q584/K」を新規提供します。豊富なアクセサリーと防水・防塵・耐薬品機能により、お客様の業務に合わせた多種多様な利用シーンで活躍します。

ノートパソコンでは、ビジネスでのモバイル利用に最適な14型の薄型軽量Ultrabook「LIFEBOOK U745/K」や、最長約20時間のバッテリー駆動(注1)が可能な13.3型のウルトラモバイルノート「LIFEBOOK S935/K」、用途に応じ最適なスタイルで使える13.3型のコンバーチブルタイプ「LIFEBOOK T935/K」および12.5型の「LIFEBOOK T725/K」を新規提供します。最新の第5世代「インテル Core i プロセッサー」や手のひら静脈センサーを搭載した機種や、リモートデータ消去(注2)ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」に対応(注3)した機種など、ワークスタイル変革を加速させる高いパフォーマンスやセキュリティ性能を備えた製品を取り揃えており、業務に合わせて最適な機種を選択できます。

また、仮想環境での運用に対応した統合認証ソフト「FUJITSU Security Solution SMARTACCESS/Virtual V1.0L10(以下、SMARTACCESS/Virtual V1.0L10)」を開発し、2015年4月以降に国内で販売を開始します。「VMware」や「Citrix」などの仮想環境における、手のひら静脈認証などの生体認証技術を使ったWindows OSや社内システムのログオンを可能とし、よりセキュアな仮想環境の運用を実現します。

新製品の主な特長

  1. 手のひら静脈センサー搭載や防水対応など、タブレットラインナップを拡充
    1. メインPCとしても使える、大画面ハイスペック防水タブレット「ARROWS Tab Q775/K」
      ARROWS Tab Q775/K
      ARROWS Tab Q775/K
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      最新OS「Windows 8.1 Pro」、最新の第5世代「インテル Core i7 / i5 プロセッサー」を搭載し、高解像度の13.3型「IGZO」フルHDディスプレイ(1920×1080ドット)を採用した大画面タブレットです。オプション品のキーボード・ドッキングステーション(注4)や拡張クレードルと組み合わせることで、ハイパフォーマンスなメインパソコンとして資料作成やデータ管理など負荷の高い作業でも快適に行うことができます。

      また、13.3型以上のタブレット端末の中でも最軽量クラスの900g台(注5)を実現し、約9時間の長時間バッテリー駆動が可能です。1日中外に持ち歩いても安心なので、社外で準備をしてから訪問先で大画面を活用したインパクトあるプレゼンテーションを行うこともできます。

      さらに、カスタムメイドで手のひら静脈センサーを搭載することができ、また、無線WANモデルはリモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」に対応しています。これらの強固なセキュリティ機能により、安心安全なモバイル運用を実現します。

    2. 最新CPU搭載の高精細防水タブレット「ARROWS Tab Q584/K」
      ARROWS Tab Q584/K
      ARROWS Tab Q584/K
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      10.1型の高精細WQXGAディスプレイ(2560×1600ドット)を搭載した小型軽量タブレットです。最新の「インテル Atom プロセッサー」と64bit版「Windows 8.1 Pro」を搭載し、従来機種に比べて操作時のパフォーマンスがさらに向上しています。これにより、快適な作業環境を実現するほか、現在使用している32bit版OSに対応したアプリケーションはもちろん、64bit版OSに対応したアプリケーションも利用できるため、業務におけるタブレットの利用シーンが広がります。

    3. 豊富なアクセサリーと防水・防塵・耐薬品機能で、多彩なワークスタイルを実現

      今回の新機種は、スリムキーボード(注6)やキーボード・ドッキングステーション、拡張クレードルをはじめ、専用フォリオカバー、ハンドストラップ、ショルダーストラップ、VESAマウント(注7)用アタッチメントなどの豊富なアクセサリーを取り揃えており、社内での資料作成から社外での商談対応、保守点検などの現場作業まで、様々なワークスタイルに対応します。

      また、指紋センサーを標準搭載し、カスタムメイドでNFC(注8)による本人認証機能を搭載できるほか、「Q775/K」にはスマートカードによる本人認証機能も搭載可能です。さらに、両機種とも防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)・耐薬品(注9)機能を備えており、突然の雨や埃の多い環境のほか、医療・食品関連などの衛生面が重視される現場など、様々な利用シーンで安心して利用できます。

  2. モバイル用途に不可欠なインターフェースや高いセキュリティ機能を備えた、ノートパソコンのラインナップを拡充
    1. ビジネスでのモバイル利用に最適な薄型軽量Ultrabook 「LIFEBOOK U745/K」
      LIFEBOOK U745/K
      LIFEBOOK U745/K
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      ビジネスにおいて利用機会の多いアナログRGBポートやLANポートなどのインターフェースを標準で搭載した、薄さ約19mm、重さ約1.55kg(注10)の薄型軽量Ultrabookです。また、キーボードは約1.7mmの深いキーストロークにより心地よいタイピングを実現し、ユーザビリティを強化しています。これに加えて、お客様自身で簡単にバッテリーの着脱やメモリの増設も行えるなど、ビジネス用途に欠かせない機能をフルサポートしています。

    2. 最長約20時間のバッテリー駆動を可能にしたウルトラモバイルノート「LIFEBOOK S935/K」
      LIFEBOOK S935/K
      LIFEBOOK S935/K
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      高解像度の13.3型「IGZO」ディスプレイを搭載し重さ約1.21kg(注11)の軽量化を実現したウルトラモバイルノートです。大容量バッテリー搭載時は約15.8時間のバッテリー駆動と、さらにマルチベイにオプション品の増設用内蔵バッテリユニットを搭載すると、筐体サイズを変えずに合計約20時間の長時間バッテリー駆動が可能なため、ACアダプターを持ち運ばなくても安心して一日中使用できます。

      また、薄型筐体でありながら、アナログRGBポートやLANポートなどのインターフェースを装備し、カスタムメイドでマルチベイにスーパーマルチドライブを搭載することができます。さらに、手のひら静脈センサーやスマートカード、NFCによる本人認証機能の搭載が可能なため、ビジネスに求められるセキュリティ機能と高いモバイル性を兼ね備えています。

    3. 用途に応じ最適なスタイルで使えるコンバーチブルタイプ「LIFEBOOK T935/K」、「LIFEBOOK T725/K」

      上位モデルの13.3型「LIFEBOOK T935/K」は、タブレットとしてもノートパソコンとしても使えるコンバーチブルタイプながら、薄さ約17.1mm(最薄部)(注12)、重さ約1.59kgの薄型軽量Ultrabookです。

      12.5型の「LIFEBOOK T725/K」は、用途に合わせてユニットを交換できるマルチベイ構造や、プロジェクター表示に必要なアナログRGBポートなどメインパソコンとして欠かせない機能を搭載しています。マルチベイオプションとしてカスタムメイドでスーパーマルチドライブを搭載することができるほか、増設用内蔵バッテリユニットを搭載すれば最大約15.5時間の長時間バッテリー駆動が可能です。

      「LIFEBOOK Tシリーズ」の2機種は、双方向に180度回転するディスプレイと標準添付のスタイラスペンにより、ノートパソコンスタイルでの事務作業やタブレットスタイルでのプレゼンテーションなど、社内外での様々な用途に応じた最適なスタイルで利用できます。

      LIFEBOOK T935/K
      LIFEBOOK T935/K
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      LIFEBOOK T725/K
      LIFEBOOK T725/K
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    4. 共通の筐体デザイン「ファミリーコンセプト」の採用

      「LIFEBOOK U745/K」、「LIFEBOOK T725/K」は「LIFEBOOK Eシリーズ」と共通の筐体デザイン「ファミリーコンセプト」と、統一性のあるインターフェース位置を採用しています。また、ポートリプリケータやACアダプターなどのアクセサリーを異なる機種間で共有して使用できます。これにより、アドレスフリーのオフィスや会議室などの共有スペースにおいて機種ごとに台数分のアクセサリーを購入する必要がなく、端末の追加導入の際も既存のアクセサリーを有効活用できます。また、機種に関わらず効率的なアクセサリーの運用が可能なため、管理コストを増やすことなく、利用者の業務スタイルに合わせたより柔軟な機種の選択が可能です。

  3. 高度なセキュリティ機能を搭載した端末を拡充
    1. 簡単&セキュアな手のひら静脈センサー

      今回新たに提供開始するタブレット2機種、ノートパソコン4機種は指紋センサーを搭載(注13)し、さらに、「ARROWS Tab Q775/K」、「LIFEBOOK U745/K」、「LIFEBOOK S935/K」は手のひら静脈センサーを搭載可能です。手のひら静脈による認証は、偽造困難なうえ認証精度が非常に高く、ユーザーIDやパスワードを入力する代わりに手のひらをかざすだけの簡単な操作でWindows環境や社内システムへログオンできるので、不正アクセスを防止します。また、非接触の認証であるため、衛生的かつ誰でも抵抗無く使用できます。

    2. リモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」

      「ARROWS Tab Q775/K」、「LIFEBOOK U745/K」、「LIFEBOOK S935/K」、「LIFEBOOK T935/K」、「LIFEBOOK T725/K」の無線WANモデルでは、情報漏えいの危険性を低減する遠隔操作によるデータ消去ソリューション「CLEARSURE 3G/LTE」に対応しています。

  4. 仮想環境での生体認証が可能な「SMARTACCESS/Virtual V1.0L10」を開発

    ユーザーIDやパスワードを入力する代わりに、手のひら静脈センサー、指紋センサー、スマートカード、FeliCaカード、といった様々なセキュリティデバイスを使ってWindows OSや社内システムへのログオンを可能にする統合認証ソフト「SMARTACCESS」シリーズに、新たに「VMware Horizon (with View)」、「Citrix XenDesktop」、「Citrix XenApp」における生体認証の運用に対応した「SMARTACCESS/Virtual V1.0L10」を追加しました。

    これにより、仮想環境上で動作するWindows OSや社内システムの利用時に、手のひら静脈や指紋といった生体認証によるログオンが可能となります。生体認証センサー内蔵パソコンやタブレット、また、外付け生体認証センサーを接続したパソコンやシンクライアント端末で仮想環境を利用する際に、「SMARTACCESS/Virtual V1.0L10」と組み合わせることで、利便性を保ちながらよりセキュアな運用を実現します。

希望小売価格、および提供開始時期

希望小売価格、および提供開始時期
製品名 希望小売価格
(税別)
提供開始時期
FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q775/K 175,400円~ 2015年3月上旬
FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q584/K 117,100円~ 2015年2月上旬
FUJITSU Notebook LIFEBOOK U745/K 322,100円~ 2015年2月上旬
FUJITSU Notebook LIFEBOOK S935/K 300,900円~ 2015年1月下旬
FUJITSU Notebook LIFEBOOK T935/K 405,100円~ 2015年1月下旬
FUJITSU Notebook LIFEBOOK T725/K 344,300円~ 2015年2月中旬

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 バッテリー駆動:
新機種の駆動時間は全てJEITA測定法2.0に準じる。ただし、「Q775/K」は「インテル Core i5 プロセッサー」搭載時、「S935/K」は大容量バッテリー+増設用内蔵バッテリユニット搭載時の値。
注2 データ消去:
「CLEARSURE 3G/LTE」における「データ消去」機能とは、暗号化機能付HDD/ハイブリッドHDD/フラッシュメモリディスクにおいて、暗号化されたデータを復号するための暗号鍵を消去することにより、当該HDD/ハイブリッドHDD/フラッシュメモリディスクに保存されたデータを復元できなくするもの。当該「データ消去」機能は、当該 HDD/フラッシュメモリディスク上の暗号化されたデータを消去するものではない。本機能はカスタムメイドで暗号化機能付HDD/ハイブリッドHDD/フラッシュメモリディスクを選択した場合のみ利用可能。
注3 「CLEARSURE 3G/LTE」に対応:
「CLEARSURE 3G/LTE」の利用には、各機種の無線WANモデルと「MobileSUITE 端末管理 CLEARSURE 3G/LTEサービス」の契約、およびSMSが利用できる回線契約が必要。
注4 キーボード・ドッキングステーション:
USBポート、アナログRGBポート、LANポート、HDMIポート、盗難防止用ロック取り付け穴などのインターフェースを搭載している「Q775/K」専用オプションのキーボード。バッテリー内蔵タイプでは、本体の標準バッテリーと合わせて更なる長時間駆動を実現。
注5 900g台:
標準構成時の重量。
注6 スリムキーボード:
「Q775/K」は非対応。
注7 VESAマウント:
薄型ディスプレイの背面を壁やアームスタンドなどに固定するための、金具やネジ穴の位置や寸法などを定めた規格のこと。
注8 NFC:
Near Field Communicationの略称で、非接触通信ができる規格のこと。
注9 防水(IPX5/7/8)・防塵(IP5X)・耐薬品:
外部接続端子キャップをしっかりと閉じた状態で、IPX5、IPX7、IPX8の防水性能を有する。IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、タブレットとしての機能を有することを意味する。IPX7とは、常温で水道水、かつ静水の水深1mのところに本機を沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットとしての機能を有することを意味する。IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに本機を静かに沈め、約30分間放置後に取り出したときにタブレットとしての機能を有することを意味する。 ただし、「Q775/K」の手のひら静脈センサーまたはスマートカード搭載時と、キーボードなどのアクセサリーは非対応。
外部接続端子キャップをしっかりと閉じた状態で、IP5Xの防塵性能を有する。IP5Xとは、保護度合いを指し、直径75μm以下の塵埃(じんあい)が入った装置に本機を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときにタブレットとしての機能を有し、かつ安全性を維持することを意味する。ただし、「Q775/K」の手のひら静脈センサーまたはスマートカード搭載時と、キーボードなどのアクセサリーは非対応。
エタノール、IPA(イソプロピルアルコール)、次亜塩素酸ナトリウムへの耐性を持つことで、使用後にアルコールで拭き取って清潔な状態を維持できる。ただし、「Q775/K」の手のひら静脈センサーまたはスマートカード搭載時と、キーボードなどのアクセサリーは非対応。
注10 約1.55kg:
タッチパネルなし、ハイブリッドHDD搭載時の重量。
注11 約1.21kg:
タッチパネルなし、光学ドライブなし、標準バッテリー搭載時の重量。大容量バッテリー搭載時の重量は約1.36kg。大容量バッテリー+増設用内蔵バッテリユニット搭載時の重量は約1.44kg。
注12 薄さ約17.1mm(最薄部):
無線WANモデルを除く。
注13 指紋センサーを搭載:
「Q775/K」、「Q584/K」、「S935/K」、「T935/K」、「T725/K」は標準搭載。「U745/K」はカスタムメイドで搭載可能。

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