PRESS RELEASE (サーバ)
2014年9月9日
富士通株式会社
インテル社製最新CPUを搭載した2WAYラックサーバを
PCサーバ「PRIMERGY」のラインナップに追加
最大約40%のCPU性能向上に加え、柔軟なネットワーク構成を実現するサーバを販売開始
当社は、本日インテル社より発表された最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600v3 製品ファミリー」を搭載した「FUJITSU Server PRIMERGY RX2540 M1(以下、PRIMERGY RX2540 M1)」を9月9日より販売開始します。
今回、2WAYサーバのラインナップに新たに追加する「PRIMERGY RX2540 M1」は、最大18コアの最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600v3 製品ファミリー」を搭載し約40%の性能向上(注1)を実現しました。また、システムボード上のネットワークアダプターは通信速度やポート数などの異なる4種類から選択可能です。
本製品は、より高い性能や柔軟なネットワーク構成を必要とする、中堅企業や大企業における基幹サーバや仮想化システム、ハイパフォーマンスコンピューティングでのPCクラスタシステム、高信頼なクラウド環境を支えるデータセンターなど、幅広い利用環境に適しています。
新製品ラインナップ
- 2WAY2Uラック型サーバ「PRIMERGY RX2540 M1」
本日より販売を開始する「PRIMERGY RX2540 M1」は優れたパフォーマンス、拡張性、冗長性を備え、中堅企業や大企業における基幹サーバや仮想化システム、クラウド環境を支えるデータセンターなど幅広い利用環境に適したミドルレンジサーバです。
なお、現在提供しているブレードサーバやマルチノードサーバにおいても、本日発表された「インテル®Xeon®プロセッサー E5-2600v3製品ファミリー」を搭載し、2014年度第3四半期より販売予定です。
2WAY2Uラック型サーバ
「PRIMERGY RX2540 M1」
拡大イメージ
新製品の特長
- インテル社製の最新CPU搭載による性能向上の実現
- 2WAY2Uラック型サーバ「PRIMERGY RX2540 M1」は、従来比で最大約40%の性能向上を実現したインテル社製の最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600v3 製品ファミリー」を搭載しました。4コア~18コアまで幅広いCPUラインナップを揃え、お客様のニーズに応じた最適なCPUを選択可能です。
- 高性能かつ省電力を実現する、低消費電力CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2630Lv3/2650Lv3」も選択可能です。
- 柔軟なネットワーク構成の実現
- 従来機種においてシステムボード上のネットワークアダプターは1000BASE-T × 2ポートのLANアダプターに固定されておりましたが、今回販売開始する「PRIMERGY RX2540 M1」は、1000BASE-T × 2ポート、1000BASE-T × 4ポート、10GBASE-T × 2ポート(注2)、10GBASE × 2ポートの4種類から選択することが可能です。これにより、多くのネットワークアダプターを必要とする仮想化システムや、クラウド環境を提供するシステムにおいて、最適なネットワーク構成を実現します。
- 新デザイン設計によるユーザビリティの向上
- 本年5月以降、販売している「PRIMERGY」シリーズの7モデル(注3)と同様、当社グループの国内外の技術者1,000名以上のノウハウを集約し、運用改善に向けた安全性や効率性などの基本6項目とドライバなどの工具の適用有無や視認性など80要素の指標により策定した新デザインガイドラインに基づき設計されており、導入から運用、保守時における確実な操作を実現します。
新モデルの希望小売価格、および提供開始時期
製品名 | 仕様 | 希望小売価格 (税別) |
提供開始時期 |
---|---|---|---|
2WAY2Uラック型サーバ PRIMERGY RX2540 M1 |
Xeon E5-2603v3(1.60GHz/6コア) × 1 8GB Registered DIMM × 1 |
575,000円 | 2014年9月下旬より |
エンドースメント
インテル株式会社 ビジネスデベロップメント プラットフォーム事業開発 ディレクター 友眞 衛様
インテルは、富士通株式会社の「PRIMERGY RX2540 M1」の発表を心より歓迎いたします。
今回の新製品に搭載される「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v3製品ファミリー」は、マイクロアーキテクチャーの刷新によりさらなる性能向上と電力効率を大幅に改善することが可能となりました。「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v3製品ファミリー」を搭載する「PRIMERGY RX2540 M1」システムは、進化するデータセンターを支援し、また広範な市場セグメントにわたって価値を提供すると期待しています。インテルは今後も半導体技術の革新を通じ、より高いコンピューティング環境の創造を進めてまいります。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 約40%の性能向上:
- 「インテル®Xeon ®E5-2697v2」を2個搭載時と「インテル®Xeon® E5-2699v3」を2個搭載時においてSPECint2006にて測定した結果による比較。
- 注2 10GBASE-T × 2ポート:
- 2014年度下期に対応予定。
- 注3 本年5月以降、販売している「PRIMERGY」シリーズの7モデル:
- 「TX1310 M1」「TX1320 M1」「TX1330 M1」「RX1330 M1」「RX2520 M1」「TX2540 M1」「RX4770 M1」の計7モデル。
関連リンク
- PCサーバ FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)
- 運用効率化に向けPCサーバ「PRIMERGY」のラインナップを強化(2014年5月12日 プレスリリース)
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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