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PRESS RELEASE (サービス)

2014年8月5日
富士通株式会社

企業のスマートデバイスの利活用を促進する
「FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービス」を提供開始

セキュアな無線LAN環境を簡単に構築・運用

当社は、企業の無線LAN環境をクラウドを活用して簡単に構築・運用することができる「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービス(フジツウ マネージド インフラストラクチャーサービス フェニックスツー ビジネスワイファイサービス)」 を、8月5日より提供開始します。

本サービスは、企業の無線LAN環境に必要となる認証・管理などを行う機能を当社クラウド上で構築し、構築後も電波状況の確認や設定の変更など、お客様拠点のアクセスポイントを集中管理します。これにより、お客様は無線LAN環境の初期構築にかかる工数、費用を抑えながら、事業所単位など小規模から導入することができ、導入後の保守・運用作業を軽減することができます。

また、不正な持込デバイスやあらかじめ許可されていないデバイスからの社内ネットワーク接続防止や、来訪者へのインターネット接続環境の提供などにより、お客様のスマートデバイス活用によるオフィスのワークスタイル変革や、店舗でのO2O(Online to Offline)の促進に貢献します。

当社は、今後もお客様や社会のモバイル活用によるイノベーションをサポートする「FUJITSU Mobile Initiative(フジツウ モバイル イニシアチブ)」に基づき、製品、サービスを拡充していきます。

背景

昨今、スマートデバイスの普及に伴い、オフィスでのビジネスインフラとして無線LANの利用ニーズが急速に高まっています。また、無線LANは業務システムでの利用に限らず、小売店舗や商業施設でのインターネット接続環境の提供をはじめ、デバイスの位置情報を活用したトラッキングやナビゲーションなど、新しいサービスを生み出すインフラとして期待されています。

一方、ビジネスにおける無線LAN利用は、社内ネットワークに接続するための高いセキュリティが求められ、認証サーバの構築やアクセスポイント設定、既存システムとの連携などが必要であり、初期コストや工数の観点から導入の障壁が高くなっています。また、導入後も無線LAN機器の運用・保守はもちろん、安定した接続環境を維持するためにアクセスポイントの電波状態の監視やトラブル時の原因究明など、管理者の負荷が大きいことも課題となっています。

これらの課題を解決するため、当社はこれまで培ってきたオンプレミスでのノウハウをサービスに組み込み、無線LAN環境の構築から運用まで、お客様の負荷を軽減するサービスとして新たに「FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービス」を提供します。

ビジネスWi-Fiサービス イメージ

本サービスの特長

本サービスは、社内ネットワーク接続時に接続デバイスを特定する証明書認証によって、ビジネス利用に求められる強固なセキュリティを実現します。さらに、既存のネットワークに手を加えることなく利用できる来訪者向けのインターネット接続により、小売店舗や商業施設でのマーケティングの基盤としても活用することができます。

  1. 簡単導入、運用負荷の軽減
    • 無線LAN環境に必要な認証サーバと無線LANアクセスポイントを月額サービスとして提供することで、お客様は初期構築の工数やコストを削減することができます。
    • 当社データセンターの管理基盤より、お客様の拠点に設置されたアクセスポイントの状態を遠隔監視します。
      通信品質に影響を与えるノイズなどを数値化し電波干渉の影響を把握することで、安定した電波環境をサポートします。アクセスポイントに問題が発生した場合は、一括管理している設定情報やログ情報から状態を適切に把握し、問題の早期解決を図ることができます。
  2. 安心、安全な接続環境
    • 接続時の認証としてID認証に加え、デバイス証明書認証をサポートします。証明書認証を利用することで、第三者が持ち込んだ不正なデバイスや、あらかじめ許可されていないデバイスからの社内接続を防ぎます。また、OSは、Windows、Android、iOSに対応し、マルチデバイスで同等のセキュリティレベルを確保することができます。
  3. 無線LANの新たな活用を促進
    • 店舗などで来訪者がWebサイトなどにアクセスするためのインターネット接続環境を提供します。業務システム用に利用しているアクセスポイントを共用することができるので、既存の社内ネットワーク環境に手を加えることなく、来訪者もインターネットを利用することができます。

    オフィスと店舗での利用シーン

今後の展開

  • Windows Active DirectoryのログインIDや、「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICSⅡ ユニバーサルコネクト」(注1)のIDから「ビジネスWi-Fiサービス」へのアクセスを可能とし、利用者の利便性向上や管理者の管理負荷軽減を実現します。(2014年12月提供予定)
  • クラウドに収集された無線LAN電波によるデバイスの位置情報測位データを提供します。店舗での来客者の導線・滞留情報の可視化、工場における作業者へのナビゲーションなどに応用することが可能です。(2015年3月提供予定)

販売価格、および提供時期

販売価格、および提供時期
サービス名 販売価格(税別) 提供時期
FENICSⅡ ビジネスWi-Fiサービス 【基本サービス】 初期:68,500円 月額:68,000円/社
【APレンタル・管理】 初期:32,000円 月額:3,600円~/台
8月5日より

販売目標

3年間で30億円

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICSⅡ ユニバーサルコネクト」:
お客様企業のワークスタイル多様化に対応し、社外から一人ひとりの利用者を特定してお客様企業のクラウド環境につなぐリモートアクセスサービス基盤。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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