PRESS RELEASE （導入事例）

2014年7月4日
富士通株式会社

内閣官房 情報通信技術（IT）総合戦略室様がITダッシュボードを公開

政府のIT投資情報をオープンデータとして提供するためのシステムを構築

背景

2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」（注4）では、政府全体のガバナンスの強化に向けた取組みのもと、ITガバナンスの強化、攻めのIT投資と無駄の徹底排除、政府全体を通じた戦略的なIT投資管理を実現することとされており、その施策として、日本版「ITダッシュボード」 の整備が進められています。

「ITダッシュボード」の概要

世界最先端IT国家創造宣言に掲げられた施策の進捗状況に関する情報や政府が保有する情報システムに関する情報などが公開されます。

利用者が直感的な操作でグラフ・表などの分析軸を変更・分析できる機能や、利用者がCSV形式またはWebAPIなどの機械判読可能な形式でデータをダウンロードできる機能、および、利用者から、本システムに対する意見・要望をアンケートなどにより受け付ける機能などを提供しています。

1. 各種施策の状況

   世界最先端IT国家創造宣言で示された取り組みや目標を一覧で提供しています。さらに、それらの進捗状況について、政府自ら評価した結果も開示されています。

   
   各種施策の状況の画面
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2. 統計情報

   政府が保有する情報システムについて、システムそれぞれの進捗および予算の情報などをグラフ・表の形式で公開しています。府省別、情報システム区分別、システムアーキテクチャ分類別など、様々な切り口で集計し、わかりやすく情報を整理して提供します。

   
   統計情報の画面
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3. データ取得

   電子行政オープンデータ戦略をふまえ、本システムで扱う全てのデータをCSVおよびWeb APIで提供しています。機械判読可能なこれらの形式でデータを提供することで、データの二次利用を促進し、異なる分野・領域のデータや他のサービスと組み合わせた新たなアプリケーション創造を可能にします。

   
   データ取得のイメージ図

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

注釈

注1 電子行政オープンデータ戦略：

2012年7月4日 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部決定。「新たな情報通信技術戦略」および「電子行政推進に関する基本方針」の趣旨に則り、公共データの活用促進に集中的に取り組むための戦略。（電子行政オープンデータ戦略の詳細はこちら）

注2 アジャイル開発：

短期間で優先度の高い要求から順次構築を繰り返す適応的な開発手法の総称。

注3 内閣情報通信政策監：

2013年6月に内閣官房に設置された官職。内閣官房の事務のうち情報通信技術の活用による国民の利便性の向上および行政運営の改善に関するものを統理する。

注4 世界最先端IT国家創造宣言：

2013年6月14日 閣議決定。今後5年程度の期間に、我が国の国民一人ひとりがITの恩恵を実感できる世界最高水準のIT国家となるために必要となる政府の取組などを取りまとめたもの。（世界最先端IT国家創造宣言の詳細は こちら）

関連リンク

• ITダッシュボード

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