PRESS RELEASE (サービス)
2014年4月21日
富士通株式会社
北米でデータセンター2拠点を新設し、アウトソーシングサービスを強化
日本国内と同等のサービス品質を提供
当社は、米国の東西両岸の2拠点において、新たにデータセンターを5月12日より順次開設し、主に日系企業のお客様向けにアウトソーシングサービスおよびプライベートクラウド(ホステッド)サービスを提供します。
本サービスは、当社がこれまで培った運用設計とプライベートクラウド基盤で構築を行うほか、バイリンガルのサービスマネージャーを東西に配置し、日本国内と同等のサービス品質を実現します。
近年、多くの日系企業においてグローバル化が進み、国内外をつなぐ高信頼・高可用なICTサービスが求められています。米国においては、東西海岸地域における需要が顕著であり、また、お客様の日本本社と現地法人の橋渡し役となるバイリンガルエンジニアに対するニーズが高まっています。
当社では、これまで、館林システムセンター、明石システムセンターを始めとする、国内計68拠点のデータセンターと、海外の40拠点以上のデータセンターにおいて、アウトソーシングビジネスを展開してきました。その中で、現在米国においては、3拠点のデータセンターにて、米国現地法人のお客様を中心にサービスを提供してきました。
今回、日本本社と同等品質のサービスを海外でも利用したいというニーズの高まりを受け、新たに米国の東西両岸にデータセンターを2拠点開設し、日本品質のアウトソーシングサービスを提供するとともに、プライベートクラウド基盤を設置し、高信頼なICTサービスを主に日系企業のお客様向けに提供します。
なお、本サービスにおけるプライベートクラウドサービスは、2013年5月14日に発表したクラウド製品・サービス群の新体系「FUJITSU Cloud Initiative(フジツウ クラウド イニシアチブ)」における「FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted LCP(フジツウ クラウド イアース プライベート ホステッド エルシーピー)」サービスであり、日本国内と同等の運用品質、セキュリティ、インテグレーションなどを実現します。
サービスの特長
- 新データセンター概要
東海岸データセンター : ニューヨーク州 西海岸データセンター : カリフォルニア州 ともに、Tier3レベル(注1)の堅牢なファシリティを有します。
- 高品質なサービスの追求
これまで当社が培ってきたノウハウを活用し、データセンターアウトソーシングの運用設計やクラウド基盤設計・構築を行うことで、日本国内と同等の運用管理や信頼性の高いセキュリティ、サポートなどのサービス品質を実現します。
また、バイリンガルのサービスマネージャーを米国東西に配置し、日系企業のお客様の日本本社と現地法人の双方において最適なサービスを提供します。 - トータルソリューションの強化
今回のデータセンターを活用したアウトソーシングとプライベートクラウド(ホステッド)を核に、ネットワーク、SI、アプリケーション運用サービス、サービスマネジメントを組み合わせた最適なソリューションを提供することで、お客様ビジネスの競争力向上に貢献します。
- 米国での東西連携が可能
東西両岸にデータセンターを開設し、同様のサービスを提供するとともに、センター間を専用のネットワークで接続します。災害リスク対策として利用することも可能です。
販売目標
新設した東西2拠点のデータセンターにおいて、今後5年間で100社。
販売価格および提供開始時期
サービス名 | 販売価格(税別) | 提供開始時期 |
---|---|---|
アウトソーシングサービス | 1ラック月額25万円から | 5月12日より順次提供 |
FUJITSU Cloud IaaS Private Hosted LCP | 月額基本料金28万円から | 7月末より順次提供 |
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 Tier3レベル:
- Tierは、データセンターの品質を、付帯設備の冗長性などにより評価・格付けする、米国の基準。Tier1からTier4まで4段階の評価レベルがあり、数値が大きいものほど品質が高いことを表す。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
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