PRESS RELEASE
2013年12月12日
富士通株式会社
富士通と井関農機、食・農クラウド「Akisai」の農業生産者向けサービスで協業開始
農業に関する生産マネジメントサービスの開発および提供において連携
当社は、このたび、食・農クラウド「Akisai(アキサイ、日本語通称:秋彩)」の新しい取り組みとして、井関農機株式会社(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:木村典之、以下 井関農機)と農業生産者向けサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウドAkisai 農業生産管理SaaS 生産マネジメント」へのさらなる付加価値の開発、および提供を両社で進めていくことで合意しました。
今回第一弾として、井関農機は、「農業生産管理SaaS 生産マネジメント」に対し、農業機械製造・販売を通じたノウハウをベースとしたカスタマイズを加え、井関農機のサービスとして来年度から販売を開始します。当社から販売する「農業生産管理SaaS 生産マネジメント」に加え、井関農機の農業生産者とのこれまでの販路を活かした販売拡充を行ってまいります。
今後も、当社は、農業生産者の経営力向上にさらに貢献するシステムの提供を目指し、あらゆる業種の企業と協同で取り組んでまいります。
当社では、ICTで農業経営を飛躍的に効率化させ、いつでも安心・安全で、おいしい食事ができる「豊かな食の未来」の実現を目指すべく、2012年7月に食・農クラウド「Akisai」を発表し、多種多様なラインナップを拡充してきました。このたび、「Akisai」の新しい取り組みとして、農業機械専業メーカーである井関農機と協業し、農業生産者向けサービス「農業生産管理SaaS 生産マネジメント」にカスタマイズを加え、井関農機グループにて提供を行うほか、今後は井関農機の農業機械から収集される情報を連携させ、農業生産者への付加価値の高いサービスの開発および提供を両社で進めていくことで合意しました。
「農業生産管理SaaS 生産マネジメント」はこれまで、圃場に設置したセンサーやカメラから収集するデータ(気温、温度、日射量、作物画像、土壌温度など)や、携帯するスマートフォンからのデータ(作業実績、生産履歴、作業場所把握など)をクラウドに収集、分析することで、データを生かした農業経営力の向上に貢献してきました。
今回、協業の第一弾として、井関農機は、「農業生産管理SaaS 生産マネジメント」に対し、同社のノウハウによるカスタマイズを実施し、農産物の管理機能などを強化します。それにともない、井関農機のサービスとして、同社、およびその関連会社にて来年度から提供していきます。
今後は、井関農機の農業機械を圃場で動作させることで得られる機械情報や作業情報を収集し、当社のシステムに連携することで、よりいっそうのデータ活用を促進し、農業経営の向上を目指します。
図. 食・農クラウド「Akisai」商品体系
写真:トラクター利用時のイメージ
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以上
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