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PRESS RELEASE (サービス)

2013年10月23日
富士通株式会社

日本の製造業を支援する「ものづくりソリューション」を体系化

製造支援サービスやものづくりビッグデータ分析など新サービスの提供を開始

当社は、このたび、日本の製造業のお客様を支援するため、「ものづくりソリューション」を体系化しました。

「ものづくりソリューション」とは、昨年10月に発表した「ものづくり革新隊」をはじめとした当社グループの製品・サービス群をPLM軸とSCM軸で体系化したもので、これによりお客様の課題・取り組みテーマに応じた各種ものづくりソリューションを選定できるようにしました。

また、新たなサービスとして、3Dプリンターによる試作をはじめ当社工場のノウハウ・リソースを活用する製造支援サービス、工場生産のスムーズな稼働を支援するものづくりビッグデータ分析、先進的な3D表示技術を活用する仮想検証ソリューションの提供を開始します。社内実践をベースとした業務支援サービスなどにより、お客様のものづくりプロセス全領域で問題解決を支援します。

当社は今後も、自社でのものづくり革新活動に基づくノウハウをベースに、日本の製造業を強力に支援していきます。

背景

昨今、日本の製造業において、様々なビジネスリスクに対応できるグローバルでのものづくり力が再認識されている一方で、需要変動に対応できるフレキシブルな生産体制づくりや、開発・設計から生産までのリードタイム短縮など、国内工場の強みを強化し、ものづくり力を維持・強化するといった、ものづくりの国内回帰も鮮明になっています。

メーカーとしての当社は従来から、世界中のお客様からの多種多様な要求に応じた製品をできるだけ短時間に提供するため、国内での生産を追求し続け、新興国において生産される競合製品と同等あるいはそれ以上のコストダウンを実現するために、製造ラインの自動化など徹底的なものづくり革新活動を継続して行っています。

新サービスについて

ものづくりソリューションMAP

  1. 製造支援サービス

    本サービスは、お客様の製品開発で必要となる製品および試作品の生産の受託を行います。長年自社で取り組んできた3Dデータを活用した仮想検証のノウハウを活かし、設計段階からの支援も可能なため、お客様は、高品質な製品を低コスト・短期間で製造することができます。次の3分野でサービスを提供します。

    1. 精密部品を加工するサービス

      全国に点在する当社の精密部品加工拠点を活用して、人工衛星部品や自動車部品など複雑な精密部品の加工を受託します。

    2. 3Dプリンターを活用した試作サービス

      自社内での活用ノウハウを活かして、3Dデータからの試作だけではなく、2D図面や手書きのポンチ絵などからでも、試作品を製造するサービスを提供します。

    3. 当社工場を活用してお客様製品の製造を支援するサービス

      当社で設計・生産している、携帯電話からスパコンなど様々な製品のノウハウを元に、製品に搭載される基板製造から最終製品の組み立てまで、当社工場を活用してお客様のご要望に応じた製品の製造を支援します。お客様の要望に応じ、製造の受託も行います。

  2. ものづくりビッグデータ分析

    工場では、不良品を出さないために様々な要因で一時的に生産設備を停止させ、その要因を取り除いて製造を再開するという対応を頻繁に行っています。本サービスは、生産設備の膨大なログデータ(ビックデータ)をキュレーターが分析し、その結果からものづくりエキスパートがFJPS(注1)の観点で改善余地を検討することで、工場の停止時間を最小化するサービスです。お客様は、本サービスにより生産性の向上が実現できます。

  3. 仮想検証ソリューション

    当社は、製造業のお客様に向け「モノを作らないものづくり」を基本コンセプトとして、3D設計データを活用した設計・生産の品質検証の精度向上に長年取り組み、ソリューションを提供しています。今回、設計・製造の品質を検証するソフトウェアである「VPS(注2)」や「GP4(注3)」などを利用する仮想検証をより強化するために、3D表現技術である「バーチャルリアリティ(以下、VR、注4)」の最新技術に対応した製品「EON Ibench Mobile/zSpace(注5)」と「EON Icube Mobile(注6)」の提供を開始します。

    本製品により、3D空間での検証をよりリアルに行うことができ、今までの仮想検証では限界とされていた感応性の領域まで検証領域を広げることができます。今後は当社が設計・生産する電機系製品の領域にとどまらず、住宅・建材系や医療系など、幅広い業種での利用が見込まれます。

    自社の設計・製造部門で実践している「VPS」や「GP4」とのVR技術の連携環境は、2013年度末までに、製品開発プラットフォームとして提供する予定です。

ものづくりソリューション体系

主に設計領域をカバーするPLM軸、調達・生産・販売などの生産領域をカバーするSCM軸に沿って、お客様と一緒に業務改革を行うコンサルティング、お客様のものづくり業務改善を支援するエキスパートサービス、お客様業務を請け負う受託サービス、お客様業務に活用いただくシステムの4領域で、富士通のものづくりソリューションを体系化しました。

販売価格、および販売時期

価格はすべて個別見積りになります。

各ソリューションは、本日より順次販売開始致します。

販売目標

「ものづくりソリューション」として、2016年度までに売上1,500億円(当社の決算期は3月末日です)。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 FJPS:
FUJITSU Production Systemの略称。富士通生産方式のこと。
注2 VPS:
Virtual Product Simulatorの略称。製品の組立プロセス検討を3Dモデルで支援するデジタル生産準備ツール「FUJITSU Manufacturing Industry Solution VPS(ブイピーエス)」。当社とデジタルプロセス株式会社(社長:山田 龍一、本社:神奈川県厚木市)が開発、販売。
注3 GP4:
「FUJITSU Manufacturing Industry Solution GP4(ジーピーフォー)。自動車部品サプライヤーや電機精密メーカーなどの製造業のお客様に向け、工場の生産ラインにおける作業員の動きをシミュレーションするソフトウェア。
注4 VR:
人工的に現実感を作り出す技術。
注5 EON Ibench Mobile/zSpace:
3Dメガネを装着し3Dディスプレイに表示された3D映像をみることで、立体的に浮き出して見えるソリューション。zSpace社の3Dディスプレイ装置と、EON Reality社のビューワシステムからなる。
注6 EON Icube Mobile:
3Dメガネを装着し4面Wall(壁)の中に入り、表示された3D映像をみることで、あたかもその中に入っているような立体視ができ現実感を得られるEON Reality社のシステム。4面Wall(壁)などのハード、立体視するためビューワ、3D映像処理用のワークステーションパソコンからなる。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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