PRESS RELEASE (サーバ)
2013年9月11日
富士通株式会社
インテル社最新CPUを搭載した8モデルを追加し、PCサーバ「PRIMERGY」のラインナップを拡充
最大50%のCPU性能向上に加え、運用管理機能を強化したサーバを販売開始
当社は、本日インテル社より発表された最新CPUを搭載した「FUJITSU Server PRIMERGY(以下、PRIMERGY)」2WAYサーバ7モデルおよび1WAYサーバ1モデルを本日より販売開始します。
今回、2WAYサーバのラインナップに新たに追加する7モデルは、最大12コアの最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600v2 製品ファミリー」を搭載するとともに、最大搭載メモリ容量を従来に比べ2倍に拡大しており(注1)、中堅・大企業における基幹サーバや部門サーバ、仮想化システム、ビッグデータ、ハイパフォーマンスコンピューティングでのPCクラスタシステム、高信頼なクラウド環境を支えるデータセンターなど幅広い利用環境に適しています。
さらに、中堅中小市場において幅広く利用されている1WAYサーバのラインナップに追加した「PRIMERGY TX140 S2」にも最新の「インテル® Xeon® プロセッサー E3-1200v3 製品ファミリー」を搭載し、現行機種と同等の拡張性を保ちながら、約19%の省スペース化を実現し、オフィスなどスペースの限られる環境における設置性向上を実現します。
また、ラック型/タワー型/ブレード型サーバの6モデル(注2)においては、新ハードウェア監視モジュール「リモートマネジメントコントローラiRMC S4」を標準搭載し、ハードウェア監視機能、信頼性を強化するとともに利便性を向上し、お客様の運用コスト削減に貢献します。
新製品ラインナップ
- 2WAY1Uラック型サーバ「PRIMERGY RX200 S8」
- 2WAY2Uラック型サーバ「PRIMERGY RX300 S8」
- 2WAY4Uラック型サーバ「PRIMERGY RX350 S8」
- 2WAYタワー型サーバ「PRIMERGY TX300 S8」
- 2WAYブレード型サーバ「PRIMERGY BX924 S4」
- 2WAYマルチノードサーバ「PRIMERGY CX250 S2」
- 2WAYマルチノードサーバ「PRIMERGY CX270 S2」
- 1WAYタワー型/ラック型サーバ「PRIMERGY TX140 S2」
新製品の特長
- インテル社最新CPU搭載による性能向上の実現
- 今回販売開始する2WAYサーバ7モデルは、従来比最大約50%の性能向上(注3)を実現したインテル社最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600v2 製品ファミリー」を搭載しました。また、4コア~12コアまで幅広いCPUラインナップを揃え、お客様のニーズに応じた最適なCPUを選択可能です。高性能かつ省電力を実現する、低消費電力CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E5-2630Lv2/2650Lv2」も選択可能としています。
- 1WAYサーバ「PRIMERGY TX140 S2」は、従来比最大約10%の性能向上(注3)を実現したインテル社最新CPU「インテル® Xeon® プロセッサー E3-1200v3 製品ファミリー」を搭載し、提供します。また、最新のデュアルコアCPU「インテル® Core™ i3-4330 プロセッサー」「インテル® Pentium® プロセッサー G3420」を揃え、お客様のシステムが求めるパフォーマンスに合った最適なCPUを選択可能としています。
- メモリの高速性と拡張性を強化
- 今回販売開始する2WAYサーバ7モデルは、大容量メモリ「64GB DDR3 1333 LV-Load Reduced DIMM」を採用し、現行機と比べ2倍の最大1.5TBまで拡張可能(注1)とすることにより、仮想化システムや、インメモリDBを活用したビッグデータへの利用に適しています。また、高速メモリ「DDR3 1866 Registered DIMM」に対応し、メモリアクセス負荷が高い構造解析や流体分析などのHPC分野に最適です。
- 新「リモートマネジメントコントローラiRMC S4」標準搭載による運用管理機能の向上
- 従来、サーバ本体に標準搭載したリモートマネジメントコントローラiRMC S3の監視対象範囲はCPUやメモリ、筐体内温度まででしたが、今回、新たに標準搭載するiRMC S4は、その監視対象範囲をHDD温度やRAIDステータスまで拡大しました(注4) 。iRMCを用いた監視において、専用のソフトウェアを導入する必要が無いため、CPUやメモリリソースを消費せず、業務アプリケーションへのリソース配置の最適化が可能です。
- 電力使用量の履歴採取可能期間を1年から5年へ拡張し、サーバ本体のライフサイクルにおける電力使用量の保存が可能となり、前年比の電力実績を元にした運用計画の立案に貢献します。
新モデルの希望小売価格、および提供開始時期
製品名 | 仕様 | 希望小売価格 (税別) |
提供開始時期 |
---|---|---|---|
2WAY1Uラック型サーバ PRIMERGY RX200 S8 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 1 4GB LV-Registered DIMM x 1 |
351,000円 | 2013年 9月下旬より |
2WAY2Uラック型サーバ PRIMERGY RX300 S8 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 1 4GB LV-Registered DIMM x 1 |
360,000円 | |
2WAY4Uラック型サーバ PRIMERGY RX350 S8 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 1 4GB LV-Registered DIMM x 1 |
446,000円 | |
2WAYタワー型サーバ PRIMERGY TX300 S8 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 1 4GB LV-Registered DIMM x 1 |
394,000円 | |
2WAYブレード型サーバ PRIMERGY BX924 S4 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 1 4GB LV-Registered DIMM x 1 |
443,000円 | 2013年 10月下旬より |
2WAYマルチノードサーバ PRIMERGY CX250 S2 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 2 4GB LV-Registered DIMM x 2 |
427,000円 | 2013年 9月下旬より |
2WAYマルチノードサーバ PRIMERGY CX270 S2 |
Xeon E5-2603v2 (1.80GHz/4コア) x 2 4GB LV-Registered DIMM x 2 |
481,000円 | |
1WAYタワー型/ラック型サーバ PRIMERGY TX140 S2 |
Pentium G3420 (3.2GHz/2コア) x 1 4GB LV-Unbuffered DIMM x 1 |
179,000円 | 2013年 10月上旬より |
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 従来に比べ2倍に拡大:
- 従来の2WAYサーバの最大搭載メモリ容量512GBまたは768GBに対し、今回販売開始するモデルにおいて、「CX250 S2」「CX270 S2」は最大1TB、「RX200 S8」「RX300 S8」「RX350 S8」「TX300 S8」「BX924 S4」は最大1.5TB搭載を実現。
- 注2 「iRMC S4」標準搭載の6モデル:
- 「RX200 S8」「RX300 S8」「RX350 S8」「TX300 S8」「BX924 S4」「TX140 S2」に標準搭載。
- 注3 インテル社公表値:
- http://www.intel.com/performance(英語のみ)
- 注4 監視対象範囲の拡大:
- 2013年11月末より、SASアレイコントローラカードとリモートマネジメントコントローラiRMC S4の組合せにおいて対応予定。
関連リンク
拡大画像
- 2WAY1Uラック型サーバ「PRIMERGY RX200 S8」(58.9KB)
- 2WAY2Uラック型サーバ「PRIMERGY RX300 S8」(100.5KB)
- 2WAY4Uラック型サーバ「PRIMERGY RX350 S8」(186.1KB)
- 2WAYタワー型サーバ「PRIMERGY TX300 S8」(273.5KB)
- 2WAYブレード型サーバ「PRIMERGY BX924 S4」(127.0KB)
- 2WAYマルチノードサーバ「PRIMERGY CX250 S2」(220.8KB)
- 2WAYマルチノードサーバ「PRIMERGY CX270 S2」(300.0KB)
- 1WAYタワー型/ラック型サーバ「PRIMERGY TX140 S2」(266.2KB)
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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