PRESS RELEASE (経営)
2013年4月10日
富士通株式会社
ビジョンを基軸に技術・商品を新たに体系化
「Fujitsu Technology and Service Vision」を策定
当社はこのほど、全社ビジョンとして掲げる「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」を基軸に、ビジネス・社会のイノベーション・コンセプト、その実現に向けた技術・商品のコンセプト、ならびに対応する商品群を「Fujitsu Technology and Service Vision(フジツウ テクノロジー アンド サービス ビジョン)」として体系化いたしました。今後、この体系に基づき、グローバル市場に向け統合された商品ポートフォリオを提供してまいります。
従来、ICTはバックオフィスの生産性向上やビジネスプロセスの効率化を主眼に貢献してきました。しかし、近年ICTの高度化に伴い、お客様の商品やビジネスの価値向上、社会課題の解決に向けた新たな活用への期待が非常に高まっています。当社は、企業・公共のお客様の既存ICTシステムの基盤強化、そしてその先にあるビジネスのフロント(現場)領域や社会基盤領域におけるイノベーション実現に注力してまいります。
「Fujitsu Technology and Service Vision」は、当社のこの成長戦略を加速させるものです。
当社が提唱する「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」は、人々が可能性を最大限に発揮してイノベーションを生み出し、安心安全に暮らし、情報が新たな価値を生み出し、社会が持続的に成長していく世界です。
今回、「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」実現に向けて、お客様・社会と共に実行していくアクションを、「人」「情報」「ICT」に対応する以下の3つに整理しました。
- 人が活動する場でのイノベーション実現
- 人々を包み込むICTの力により、社会やビジネスのフロント(現場)で、人々が創造性を発揮
- フィジカルワールドとディジタルワールド(注1)を融合させて革新的な価値を創出
- ビジネス・社会を情報装備
- 多様な情報の収集・分析から得られる知見により人の活動を支援
- 情報の利活用により商品やビジネスの価値を向上、より良い社会インフラを構築
- End-to-Endで全体最適化
- 企業・社会の既存ICT資産を最適化し、イノベーションのための基盤を整備
- 人・企業・社会をつなげる、ネットワーク・ワイドに最適化され、コンピューティングとネットワークが融合したICTシステムを構築
そして、「ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ」の実現に向けたビジネスと社会のイノベーションの姿を紹介すると共に、ビジョンの3つのアクションを具体的に実行するために、富士通が中期的に開発・提供していく技術・商品を、以下の8つのコンセプトに体系化しました。
人が活動する場でのイノベーション実現
1. インテグレーションによる価値創造
2. オンデマンド・エブリシング
3. モビリティとエンパワーメント
ビジネス・社会を情報装備
4. 情報からの新たな価値
5. セキュリティとガバナンス
End-to-Endで全体最適化
6. モダナイゼーションからイノベーションへ
7. 統合されたコンピューティング
8. ネットワーク・ワイドな最適化
今後、このコンセプトに沿って商品ラインナップの強化を進めてまいります。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
関連リンク
- 「Fujitsu Technology and Service Vision」(日本サイト)
- 「Fujitsu Technology and Service Vision」(グローバルサイト)
- 記者説明会/発表会の模様:1年間限定YouTube公開ダイジェスト映像(5分6秒)
- 富士通株式会社 広報IR室 YouTube公式チャンネル
本件に関するお問い合わせ
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