PRESS RELEASE
2012年11月28日
富士通株式会社
(本資料は、富士通アメリカが発行したプレスリリースの抄訳です。)
カナダ中西部のサスカチュワン州にデータセンターを新設
カナダ市場におけるデータセンター事業を強化
[カナダ、サスカチュワン発 2012年11月27日] 富士通は、このほどカナダ中西部サスカチュワン州に、富士通グループにおけるカナダ初の高グレード(Tier3)データセンターを建設いたします。本センターでは、カナダ国内のお客様にハウジングやホスティングサービス、マネージドサービスまで幅広く提供するとともに、バックアップ環境として世界各国のお客様にもご利用いただけるよう、バックアップサービスやデータ復旧サービスなども提供する予定です。
富士通は、堅牢なセキュリティと高度なファシリティを備えた世界100ヶ所を超えるデータセンターを通じて、アウトソーシングサービスやクラウドサービスなど幅広いサービスを提供しています。カナダの公共分野や一般企業では、ビッグデータ分析や、クラウドアプリケーションの開発、高信頼なストレージ導入に向けてIaaS(Infrastructure as a Service)へのニーズが高まっています。富士通は長年の運用実績をベースに、本センターを通じてこれらのニーズにお応えするとともに、著しい経済成長を遂げるサスカチュワン州におけるプレゼンスを強固なものにしていきます。
富士通は、業界に先駆けて、環境配慮型のデータセンターの建設に取り組んでおり、本センターにおいても、サスカチュワンの気候を利用し、室外の大気により冷却するフリー・クーリングを採用するなど、グリーンICTに対応した環境配慮型のデータセンターを実現します。これにより、電力使用量を抑え、お客様のシステム運用費削減にも貢献します。
富士通は、2012年2月に、カナダのITコンサルティング、ソリューション、サービスのプロバイダーで、地場に密着したビジネスを推進するTMC社(正式名称:Technology Management Corporation)を富士通カナダが買収したことにより、カナダにおけるICT市場のリーダーとしてのポジションを強固なものとしました。富士通は今回新設するデータセンターに加え、今後2年間で、カナダ東部および中央カナダ各々に、2つのTier3データセンターを建設し、データセンター事業のさらなる強化に取り組む予定です。
富士通カナダの社長アンドレ・プリオは、以下のように述べています。「富士通は、世界第3位のICTサービスプロバイダーとして、インテリジェント・ソサエティのICT基盤となるデータセンターの企画、建設および運営に豊富な実績を有しています。サスカチュワンの新データセンターは、富士通のカナダ市場へのコミットメントを示し、今日のグローバル企業が必要としているニーズに応えるための柔軟かつ強力なサービスを提供するとともに、地域経済の雇用に貢献するものです。同データセンターの建設により、規模や業界を問わず、全てのお客様に対し、テクノロジー活用による大幅な効率化や費用削減に向けた機会を提供します。」
以上
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