物流業務を革新する新ソリューション「Logifit」シリーズの提供について

第一弾として、物流現場データを活用し、コスト削減・品質向上を支援する「Logifit/LM-物流KPI」を販売開始

当社は、物流業務を革新するロジスティクスソリューションとして、新たに「Logifit（ロジフィット）」シリーズを提供してまいります。

今回第一弾として、物流現場データを活用しマネジメント強化につなげる物流KPI（注1）パッケージ「Logifit/LM-物流KPI(ロジフィット・エルエム・ブツリュウケーピーアイ)」を本日より販売開始します。「Logifit/LM-物流KPI」は、入出荷作業実績や配送時間実績などの物流現場で発生した実績情報と、売上などの基幹システムからの情報を活用し、売上高対作業コスト比率や売上高対輸送コスト比率のような、物流に特化したKPI項目で評価・分析を行うもので、独自の多角的な分析により原因を追究し、物流コストや欠品率、事故率などの削減に貢献してまいります。

［関連リンク］「Logifit/LM-物流KPI」紹介サイト

近年、プライベートブランドの拡充、消費者の高齢化、ネットスーパー利用人口の増大などに伴い、メーカー・小売間の直接配送や、個人消費者への個別配送、取扱いアイテムの多様化など、物流をとりまく環境もさまざまに変化してきています。物流コストの削減や品質向上を実現しつつ、そのような変化にいち早く対応していくためにも、各現場と連携した物流業務の改善が必要となっています。

当社は、このたび、物流業務全般を支援するロジスティクスソリューション「Logifit」シリーズを新たに開発しました。「Logifit」シリーズは、倉庫や輸配送、物流コストといったそれぞれのデータを一元管理および分析することで、物流業務全体のマネジメントを強化することを目指します。

今回、「Logifit」シリーズの第一弾として、これまで課題解決を行うための評価・分析が難しく、有効活用されていなかった各現場の実績情報を、売上などのデータと照合分析することで、コスト削減や品質向上につなげる、課題発見・原因解明に特化した物流KPIパッケージ「Logifit/LM-物流KPI」を本日より提供します。

「Logifit」シリーズの特長

「Logifit」シリーズでは、今回の「Logifit/LM-物流KPI」を含む「ロジスティクスマネジメントシステム」を始め、今後提供予定の「物流センター管理システム」、「輸配送管理システム」といった、物流業務に関わる全てのシステムを統合し、データを一元管理することで、変化する物流環境にいち早く対応してまいります。

これにより、以下を実現します。

各物流業務システムの実績データを、マネジメントシステムにリアルタイムに反映することで、業務の見える化による効率化やコスト削減が可能。
お客様が求める物流システム機能の短期導入が可能。
物流事業者のみならず、物流を委託している荷主企業のロジスティクスシステムとしての利用が可能。

図1. 「Logifit」シリーズの全体構想

「Logifit/LM-物流KPI」の特長

物流業務に特化したKPI項目を設定
物流現場で発生した実績情報と、売上などの基幹システムからの情報を活用し、パッケージ標準機能として設定されている物流に特化したKPI項目で評価・分析を行うことができます。これにより、今までは十分に行われてこなかった売上高対作業コスト比率や売上高対輸送コスト比率といった比較が可能となります。
さまざまな立場での利用が可能
経営層から物流現場まで、利用者ごとに見たいKPI項目を簡単な操作で設定できます。各KPI項目に対する評価をなどの記号表示でわかりやすく示すため、異常値を迅速に把握することが可能となります。
課題の早期発見と原因追究が可能
当社独自の観点から、各KPI項目を分析することで、異常値の原因を追究し、改善すべきポイントを明確化します。