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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2012年7月26日
富士通株式会社

スマートデバイス対応のエンタープライズポータルを実現する
「Interstage Interaction Manager V10」を新発売

当社は、スマートデバイスでエンタープライズポータルを利用できるよう機能強化したWebフロントアプリケーション構築基盤「Interstage Interaction Manager(インターステージ インタラクション マネージャー) V10」を、本日より販売開始します。

本製品は、複数の業務システムを一つの画面で同時に表示する企業ポータルを簡単に作成できるもので、今回、スマートデバイス向けの企業ポータルも作成可能になります。また、1回のログイン操作だけで複数の業務システムにアクセスできるシングルサインオン(注1)機能に加え、ログイン後、各システムへの入力や画面選択などの操作を自動実行し、目的の画面をダイレクトに表示できる機能を、当社独自技術により実現しました。さらに本製品は当社のスマートソフトウェアテクノロジー(注2)に基づいた「スマートセットアップ」により、簡単な操作でポータルを構築できます。

本製品により、クラウド上にあるシステムを含めた複数の業務システムに一回のログイン操作でアクセスでき、また画面遷移を最小にできるため、業務効率を向上することができます。また機動性や操作性に優れたスマートデバイスを利用すると、いつでもどこからでも簡単に業務システムを活用できるようになります。

スマートデバイスのポータル画面例

本製品の特長

  1. スマートデバイス対応で、どこでも業務を実行

    本製品で統合した企業ポータルを、Android、iOS搭載のスマートデバイスでも利用できます。社内で利用する業務システムを、操作性、機動性の高いスマートデバイスでも同様に利用できるため、いつでもどこからでも業務を行うことができます。ひとつのブラウザの中で、各システムの画面を並べて表示したり、ワンタッチで切り替えて表示できるので、使い勝手が向上します。

  2. 複数システムの目的画面へのアクセスを一連の業務として実行可能

    本製品のオートパイロット機能(注3)により、複数システムの目的画面へのアクセスを一連の業務として実行できます。各業務システムの画面を並べて表示するだけでなく、1回のログインと入力操作で、各システムへの入力や画面選択などの操作を自動的に行い、複数システムの目的とする画面をダイレクトに統合表示できます。操作の手間と時間を省くことでより業務を効率化できます。

    本機能は、実績ある当社のシングルサインオン機能に、富士通研究所が開発した特許技術(注4)を加えて強化した独自のものです。

    提供サービスの増加や企業統合、クラウドの利用により、複数のシステムが存在する環境において効果を発揮します。また、営業先でのスマートデバイスを使ったお客様対応も迅速に行えます。

    本製品の適用で、お客様対応のスピードアップが図れる例

  3. スマートセットアップで、簡単にポータルを構築

    本製品は、当社のスマートソフトウェアテクノロジーに基づく「スマートセットアップ」により、より簡単にポータルの構築を実現します。

    「スマートセットアップ」により、業務でよく使う、入力と画面を遷移する操作を一度実行すると、その実行手順を自動的に記録してポータルに組み込める部品にできます。ポータルではログイン後すぐにその画面を表示させることができます。既存のWebアプリケーションに手を入れることなく、短時間で簡単にポータルを構築します。

    当社は、今後もスマートソフトウェアテクノロジーで、より使いやすい製品を提供してまいります。

製品の販売価格、および出荷時期

製品の販売価格、および出荷時期一覧
製品名 販売価格(税別) 出荷時期
Interstage Interaction Manager V10(プロセッサライセンス) 260万円より 2012年8月下旬
Interstage Interaction Manager V10(ユーザ数従量ライセンス) 45万円より
  • プロセッサライセンスは、マルチコアプロセッサの場合、コアの総数×特定の係数分のライセンスが必要
  • ユーザ数従量ライセンスは、サーバライセンス+ユーザ数分のライセンスが必要

動作環境

動作環境一覧
  動作OS
サーバ Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2008
Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86, for Intel64)
Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86, for Intel64)
Oracle Solaris 11
Oracle Solaris 10
Solaris 9
開発環境 Microsoft Windows Server 2008 R2
Microsoft Windows Server 2008
Windows 7
Windows Vista
Windows XP
ブラウザ
(パソコン用)
Windows Internet Explorer 9
Windows Internet Explorer 8
Windows Internet Explorer 7
Mozilla Firefox ESR 10
Apple Safari 5(Mac)(ポータル利用の場合)
ブラウザ
(スマートデバイス用)
Android 3.2
iOS 5
に搭載の標準ブラウザ(ポータル利用の場合)

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 シングルサインオン:
一度の認証処理で、複数のコンピュータ資源にアクセスできるようにする認証の仕組み。
注2 スマートソフトウェアテクノロジー:
ハードウェアやソフトウェアの状況を自ら判断し、より簡単・安心に使うために最適化を図る当社独自の技術。
注3 オートパイロット機能:
本来は、飛行機などの操縦を、機械装置により自動的に行うしくみのこと。本製品では、業務システムの画面遷移および、それに伴う操作を自動的に行うことを指す。
注4 富士通研究所が開発した特許技術:
ユニフォームリソースロケータ情報を書き換えるプログラム(特開 2009-289206)他4件。元サーバのWebページを中継サーバを介してクライアント端末に転送するシステムにおいて、変更後のユニフォームリソースロケータ情報に基づきリクエストを中継サーバに送信する仕組み。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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