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PRESS RELEASE

2012年7月23日
富士通株式会社

「富士通グループ 社会・環境報告書2012」を発行

企業活動を通じた地球と社会の持続可能な発展への貢献を記載

富士通グループは、CSRの考え方、取り組み、成果を報告する「富士通グループ社会・環境報告書2012」を本日発行します。

本年度は「The Power of ICT for sustainability and beyond」をテーマに、社会的課題の解決へ貢献するため2020年に向け注力する分野「ICTの3つの力」や、2020年を達成年度とするCSR活動の中期目標と実績について紹介しています。また、「富士通が描くスマートシティ」について特集するなど、富士通グループの企業活動を通じた地球と社会の持続可能な発展への貢献について、グループ内のさまざまな活動を「CSR基本方針」に基づき報告しています。

環境活動については、中期環境ビジョンの3つの目標に対する取り組み事例の紹介や、グリーンICTによる環境負荷低減プロジェクト「Green Policy Innovation(グリーン・ポリシー・イノベーション)」の推進によるCO2排出量削減への貢献、事業活動における地球温暖化対策の推進など、「第6期富士通グループ環境行動計画」の実績を報告しています。

1. 報告形態

ステークホルダーの方々の関心が特に高いと思われるCSRの取り組みをコンパクトな冊子にまとめ、より詳細な内容については、「富士通グループ社会・環境報告書2012 【詳細版】」として、8月中旬に当社Webサイトで公開します。

2. 報告書の概要

  1. トップメッセージ・巻頭対談

    富士通グループのCSRの基本的な考え方、ICTによる新たな価値提供と安心・安全な環境づくりへの貢献など、富士通グループの目指す姿について記載しています。

    また、当社社長がICTの果たすべき役割などについて、国際貢献分野の世界的権威である、国際協力機構(JICA)特別顧問の緒方貞子氏に伺ったお話について紹介しています。

  2. 特集

    富士通グループの企業活動を通じた地球と社会の未来への貢献に関する具体的事例として、「富士通が描くスマートシティ」と復興支援について紹介しています。

  3. 富士通グループのCSR

    2010年12月に制定した「CSR基本方針」、その実践にあたり優先的に取り組むべき5つの重要課題、および富士通グループの理念・指針であるFUJITSU Way、CSR推進体制などについて紹介しています。

    また、CSR基本方針における重要課題「企業活動を通じた社会的課題の解決」にICTがどのように貢献できるか、地球環境とICTの変遷から2020年に向けて考慮すべき事象をまとめ、それに対し富士通グループが注力する分野を「ICTの3つの力」として策定しました。


    5つの重要課題

  4. 2011年度の活動報告
    1. ICTによる機会と安心の提供

      国内・海外におけるさまざまなICT活用事例を、「新たな価値の提供」「アクセス拡大」「信頼と安心の確保」の観点で紹介しています。

    2. 地球環境保全への対応

      2020年を達成年度とした中期環境ビジョン「Green Policy 2020」における3つの目標(「お客様・社会への貢献」「自らの変革」「生物多様性保全」)に対する取り組み事例をハイライトとして紹介しています。2010年度から2012年度にかけてグループ全社で取り組む「第6期富士通グループ環境行動計画」に関して、2年目にあたる2011年度は、上方修正した目標を含め、すべての目標を計画どおり達成しています。具体的実績としては、2011年度のグローバルでの温室効果ガスの総排出量を約109.8万トンに削減(2010年度実績から約8.7万トン減、1990年度比では18.2%削減)、グリーンICTの提供による環境負荷低減プロジェクト「Green Policy Innovation」において2009年度から2011年度末までの累計で合計約998万トンのCO2排出量削減に貢献しています。

    3. 多様性の受容

      ダイバーシティ推進活動は2011年度より「認知と理解」から「理解と実践」に移行しました。女性社員のさらなる活躍を支援する「女性リーダー向け育成プログラム」の開始や、「Integr8(インテグレイト)」という外国籍社員の支援プロジェクトなど、その具体的な施策や活躍している社員の声を紹介しています。

    4. 地球と社会に貢献する人材の育成

      海外グループ会社と合同の次世代リーダー育成プログラムの強化や、2011年度より新たに開始したグローバル実践知リーダー育成プログラム、東北復興支援プログラムなど、事業戦略と社会的価値の創造を両立させるグローバルなビジネスリーダーの育成について紹介しています。

    5. ステークホルダーとの対話と協力

      お客様、株主・投資家、お取引先、国際社会・地域社会への取り組みや、ダイアログにおける、有識者のご意見を紹介しています。

    6. CSR活動の目標と実績

      2020年を達成年度とする中期目標と、そこに向けた単年度の目標と実績を報告しています。

報告内容の信頼性確保のため、詳細版の記載内容全般について第三者機関による審査を受け、保証報告書を掲載しています。また、「サステナビリティ報告審査・登録マーク(注1)」が付与されているほか、「GRIサステナビリティ・レポーティング・ガイドライン第3.1版(G3.1)」に準拠しており、アプリケーション・レベルB+に該当しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 サステナビリティ報告審査・登録マーク:
有限責任中間法人サステナビリティ情報審査協会の定める、掲載情報の信頼性を認めるマーク。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

[CSR活動についてのお問い合わせ]
CSR推進部
電話 03-6252-2187(直通)

[環境活動についてのお問い合わせ]
環境本部 環境企画統括部
電話 044-754-3413(直通)


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