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PRESS RELEASE (サービス)

2012年4月27日
富士通株式会社

お客様のビッグデータを分析し、活用方法の提言を行う
「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」を提供開始

ビッグデータ活用の効果を確認し、新ビジネスの創出や業務改善を支援

当社は、お客様が持つビッグデータを分析し、データの価値評価やデータからの課題抽出、さらにデータをどう活用していけばよいかといった提言を行うサービス「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」を提供開始します。本サービスは、当社のモデリング、アナリティクスなどの専門家である キュレーター(注1)が実施し、既存の業務知識にとらわれずに、データが持つ潜在価値を引き出すことで、これまで気付けなかった事実を導き出すことができます。

本サービスにより、お客様は、自身のデータによりビッグデータ活用の効果を理解することができます。新製品や新サービスの仕様検討の際のフィージビリティスタディー(実現可能性、費用対効果の検証)、これまで連携していなかった別業務にデータを活かすことによる業務効率化、人の行動分析によるマーケティングなど、お客様の業務改善や新ビジネスの創出を支援します。

当社は、この「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」を、当社のキュレーターがお客様のビッグデータ利活用を支援していく「データキュレーションサービス」の体系における入り口として位置づけています。

今後も、「データキュレーションサービス」をさらに拡充し、当社が提供するビッグデータ利活用のためのクラウドサービス「データ活用基盤サービス(注2)」と合わせて、データ活用に関するサービスを順次提供してまいります。

ビッグデータの利活用が注目される中、実際に何ができるか、何から始めたらよいのか、検討を進める企業が増えています。当社は、ビッグデータ利活用の第一歩として、データの持つ価値やデータ活用の効果を理解していただき、業務の全体最適化や新ビジネス創出の種を導き出すサービスとして「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」を提供します。

現在、データ活用の手法として広く用いられているBI(Business Intelligence)は、業務の専門家が仮説を立て、それを検証する仮説検証型のアプローチをとっています。今回当社が提供するサービスは、仮説検証型アプローチでは気付けなかったデータの潜在価値を引き出すことによって、業務の枠を越えた課題の解決や、新たなビジネスの創出など、仮説が作りにくいビジネス領域にも活用することができます。既存の業務知識にとらわれず、さまざまなデータから多角的に分析することで“データに語らせる”ことが可能です。

当社は、この「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」で得られた成果をもとに、お客様の課題解決や業務改革、新規ビジネス創出を促し、それにより生み出されるデータをさらに蓄積して新たな課題を抽出するという、“データによる価値創造サイクル”を提案してまいります。

データキュレーションサービス

「データキュレーションサービス(データコンサルティング)」について

本サービスは、キュレーターがお客様のデータを預かり、活用目的をヒアリングし、データ分析の進め方を決定、約2ヶ月間(標準)の分析・評価作業を実施するサービスです。分析・評価の結果得られたデータの有効性、データ収集・活用の提言などは、分析報告書としてお客様に提供し、また報告会を実施してその内容を説明します。これにより、お客様は、今後の業務改善や新規ビジネス創出を進めることができます。

たとえば、サポート業務のために蓄積されたデータから企画、設計など他部門の業務改善につなげたり、新製品のスペックや新サービスの仕様を検討する際に、現在あるデータで目的は達成できるかといったフィージビリティスタディーを実施したりすることができます。また、機器の動作ログデータから故障を予測し保守サービスに活かす、監視カメラの映像から人の行動をパターン化してマーケティングに活かす、などのデータ活用モデルを検証することができます。

〔本サービスの特長〕

  1. “データに語らせる”ための分析

    業務知識に基づく先入観にとらわれることなく、データそのものから読み取れることだけを抽出・分析します。データオリエンテッドな分析を行うことにより、データの持つ真のポテンシャルを理解することができます。

  2. キュレーターによる短期集中での分析

    データモデリング、アナリティクスといった、高度な専門性を有するキュレーターが集中的にデータ分析および評価を行うことで、短期に高度なアウトプットの提供が可能となります。

  3. 異なるデータを重ねることによる新たな視点の提示

    異なる業務のデータを重ね合わせて分析することで、ある業務に特化したBIだけでは見えてこなかった課題や業務改革・新規ビジネスの種を導き出します。

〔販売価格、および提供時期〕

販売価格、および提供時期
サービス 販売価格(税別) 提供時期
データキュレーションサービス(データコンサルティング) 個別見積 即日

〔今後の展開について〕

「データ活用基盤サービス」上で“データの価値創造サイクル”を構築するために有効なデータ活用のプロセスを作成するサービス、新たなデータ活用モデル作成を支援するサービスなど、データ活用に関する各種サービスを「データキュレーションサービス」のメニューとして順次提供していく予定です。

コンバージェンスサービスでご提供する商品

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 キュレーター:
元々は博物館や美術館の学芸員を“キュレーター”と呼ぶことに由来。情報の収集・分析・共有など、データの利活用について、データに語らせる役割を担う専門家。
注2 データ活用基盤サービス:
2012年1月16日に提供開始した、ビッグデータ利活用のためのクラウドサービス。(2012年1月16日 プレスリリース

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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