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PRESS RELEASE

2011年10月31日
学校法人千葉工業大学
富士通株式会社

千葉工業大学、富士通のクラウドサービスを活用した理工系専門の学習環境を構築

時間や場所にとらわれない自由な演習環境を実現!!

学校法人千葉工業大学(所在地:千葉県習志野市、学長:本岡 誠一、以下、千葉工業大学)はこのたび、富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)と共同で、芝園キャンパスにおいてクラウドを活用した仮想デスクトップ環境を構築しました。

これにより、学生はCADやデザイン系のアプリケーションを使って、いつでもどこでも自由に学習・開発演習することが可能となり、千葉工業大学はICT運用の効率化やトータルコストの削減、セキュリティの強化を実現します。

本環境には、富士通のクラウド上で提供する仮想デスクトップサービス(DaaS)「ワークプレイス-LCM」を利用しており、大学では初の事例となります。

千葉工業大学では、エレクトロニクス・メカトロニクス統合設計技術などを習得する高度な授業での活用も視野に入れ、富士通が提供予定の次世代ものづくり環境「エンジニアリングクラウド」を試験導入し、実証授業なども行う予定です。今後は芝園キャンパス全体のクラウド化構想や津田沼キャンパスへの展開などICTインフラ基盤をさらに強化していく予定です。

導入背景

経済、産業における競争が激しさを増す中で、千葉工業大学は、それを担うより高度な人材輩出のために、学生支援の強化、入学前教育をはじめとする学習内容の拡充、キャリア支援の推進、キャンパスの充実など、さまざまな施策に取り組んでいます。今回、施策の一つとして、学習の質や時間の保証を行うために、このたび、芝園キャンパスにおいてクラウドによる仮想デスクトップ環境を構築しました。

クラウドによる仮想デスクトップ環境

クラウドを活用した仮想デスクトップ環境の提供により、芝園キャンパス内では情報処理演習室だけでなく、いつでもどこでも自由にPCからセンターへ接続ができ、学生は自分の時間を有効活用しながら学習・開発演習ができます。

アプリケーション導入およびバージョンアップなどの一括作業ができるだけでなく、仮想PC方式により、学生一人ひとりにPC環境を整えることができるため、将来的には自宅からも利用が可能となります。


【 仮想デスクトップ環境イメージ 】
拡大イメージ

富士通の「ワークプレイス-LCM」

富士通のデータセンターのクラウド基盤を最大限活用し、パソコン、プリンタ、複合機、オフィスに設置された部門サーバなどのICT機器のライフサイクル(企画・設計、導入、運用から撤去・廃棄まで)をトータルに支援するサービスです。企業内において多様化・マルチベンダー化するICT機器の調達、導入、日常運用や最新環境への移行など、さまざまな作業を全て月額料金で提供するアウトソーシングサービスです。

富士通の次世代ものづくり環境 「エンジニアリングクラウド」の検証

富士通が社内で実践する電気系と機械系のCADの統合設計コンセプトをもとにした次世代ものづくり環境「エンジニアリングクラウド」を、大学では初めて試験的に利用予定です。この「エンジニアリングクラウド」は、CADやPDM、デジタルモックアップなど、製造業のお客様のものづくりを支援する富士通のソフトウェア群、ならびにものづくりを革新する新しいサービス群を、富士通データセンターからクラウドサービスとして提供していきます。

千葉工業大学は、本システムを検証することで、富士通が培ってきた製造工程の最新技術と、従来クラウドでは不向きとされていたCADや動画なども高速に処理できる環境を体験し、将来携わる製造現場の学びにつなげることを期待しています。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

学校法人千葉工業大学
情報システム課
電話 047-478-0227(直通)

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分
(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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