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PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)

2011年10月27日
富士通株式会社

世界初、最新XBRL仕様に対応したソフトウェア「Interstage XWand V12」を
グローバルに販売開始

当社は、企業が財務情報を作成、流通、利用するために標準化された言語“XBRL(eXtensible Business Reporting Language)”に対応したソフトウェアの最新版「Interstage XWand(インターステージ エックスワンド)V12」を、本日よりグローバルに販売開始します。

新製品は、XBRLデータを検証するための最新仕様「Formula拡張仕様(注1)」に加え、財務諸表の勘定科目となるタクソノミー(注2)の改版履歴を管理する「Versioning仕様(注3)」に世界で初めて対応しています。これにより、最新のルールで検証でき、また旧年度のデータを自動的に最新科目に変換できるなど、利便性を向上します。またフォーム入力によるXBRL作成機能により、データ作成にかかるコストの低減に貢献します。

当社の「Interstage XWand」シリーズは、技術・性能・標準準拠性の高さから、これまでにEDINETシステム(注4)、東京証券取引所のTDnetをはじめ世界27ヶ国、約100の機関や企業で採用されており、グローバルでトップシェア(当社調べ)を占めています。また当社は、国際標準化団体XBRLコンソーシアムに参加し、仕様策定に積極的に取り組んでおり、新しい仕様を世界に先駆けて製品として提供しています。

[関連リンク] 「Interstage XWand」紹介サイト

「Interstage XWand V12」は、10月25日(火曜日)から27日(木曜日)までカナダ・モントリオールで開催される「第23回XBRL国際大会」に出展しています。

XBRLは、日本の金融庁や東京証券取引所、米国証券取引委員会(以下、米SEC)での採用に続き、今年度からは英国の税務機関や企業登録機関で義務化、カナダの金融機関でも義務化が予定されるなど、さまざまな国や監督機関で利用されています。XBRLの普及が進むにつれ、国や監督機関ごとにXBRLの財務諸表の勘定科目となるタクソノミーや提出ルールが定められ、年々改版されています。このため提出企業は常に新しいタクソノミーやルールへの対応を迫られています。

また監督対象も大規模な上場企業や金融機関から、中小企業、個人事業主にまで広がり、これまで以上に提出しやすさ、利用しやすさが求められています。

今後ともXBRLの適用が世界中で広がると予想されますが、当社は、仕様策定をリードするとともに、常に最新の仕様にいち早く対応した製品を提供し、作成者、公的機関、利用者全体の利便性向上に貢献してまいります。

本製品の特長

  1. XBRL検証仕様の最新版「Formula拡張仕様」や国別ルールに対応し、検証機能を強化

    XBRLによる提出の義務化が拡大するにつれて、監督機関による検証が強化され、さらに提出企業においてはより正確な報告を提出するための事前検証強化や自動化への期待が高まっています。

    本製品は、検証ルール記述言語Formulaの最新版「Formula拡張仕様」に世界で初めて対応します。また、国ごとに異なる最新検証ルールや、標準仕様ではカバーしきれないタクソノミーやInline XBRL(注5)データの内容を当社独自の技術で検証できます。

    これにより「Formula拡張仕様」に基づいて監督機関などから提供される新たなルールに沿って検証することができます。またさまざまな検証の要件に対し自動的に一括で検証できるようになり、作業の省力化が図れます(米SEC提出向け検証では、本機能により全ルールの60%を自動化)。

  2. タクソノミー改版履歴を管理する最新仕様「Versioning仕様」に対応

    これまでタクソノミーが頻繁に改版されるために年ごとにデータ形式が変わり、売上高の推移などの比較が困難でした。

    本製品では、「Versioning仕様」にいち早く対応し、新旧タクソノミーの差分を検出し、旧年度の報告を最新のタクソノミーに合わせて自動変換します。これにより提出企業は前年の報告書を再利用して作成業務を軽減できます。またデータの利用者も容易に新旧データを比較分析できるようになります。

  3. フォーム入力によるXBRLデータ作成機能により簡単に作成

    XBRL普及により大企業から中小企業・個人事業主に至るまでXBRL作成への要求が増してきたことから、新たにブラウザでのフォーム入力により容易にXBRLを作成する機能を提供します。本機能ではレイアウト記述言語を使ってウェブ上の入力フォームをタクソノミーから直接動的に生成することでウェブ入力システムの開発を容易にします。

    監督機関などではこれまで提出者用にフォーム入力によるXBRL作成のための独自システムを構築してきましたが、毎年のタクソノミー更改に合わせてシステム改修が必要でした。本機能によりシステムを改修することなくフォームを自動的に変更でき、大幅に負荷を軽減できます。

標準価格、および出荷時期

標準価格、および出荷時期一覧
製品名 標準価格(税別) 出荷時期
実行環境用ソフトウェア
「Interstage XWand Runtime V12」
(プロセッサライセンス、指名ユーザライセンス)
300万円(20ユーザー)より 2011年12月末
開発用ソフトウェア
「Interstage XWand Application Developer V12」
(指名ユーザライセンス)
50万円より
XBRLツールキット
「Interstage XWand Toolkit V12」
(指名ユーザライセンス)
30万円より

動作環境

動作環境一覧
製品名 動作OS
Interstage XWand Runtime V12 Windows® 7、Windows Vista®、Windows® XP
Microsoft Windows Server 2008
Microsoft Windows Server 2003
Interstage XWand Application Developer V12 Windows® 7、Windows Vista®、Windows® XP
Interstage XWand Toolkit V12 Windows® 7、Windows Vista®、Windows® XP

・その他プラットフォームについては順次出荷予定

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

注1 Formula拡張仕様:
XBRLデータの内容の検証や計算を行うためのルールを定義する言語仕様。2011年10月に新機能が追加され拡張仕様となる。
注2 タクソノミー:
XBRLで用いられる勘定科目の辞書。科目の一覧とともに、科目間の表示、計算の関係を定義。
注3 Versioning仕様:
複数のタクソノミー間の改版内容を記述するための仕様。本製品はCandidate Recommendation(2011年10月現在)に基づいて開発。
注4 EDINET:
Electronic Disclosure for Investors' NETworkの略。金融商品取引法に基づく開示書類の電子開示システムで、提出された有価証券報告書などの開示書類をインターネット上においても閲覧できる。
注5 Inline XBRL:
XBRLデータをXHTMLに埋め込んだデータで、表示のための表現力とデータ利用の利便性を両立させる。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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