PRESS RELEASE
2011年9月2日
富士通株式会社
(本資料は、富士通UK and Irelandが発行したプレスリリースの抄訳です。)
マクドナルド(UK)様より5年間のICTインフラサポート契約を受注
イギリス、アイルランドにおける1,200店舗のICTインフラサポートを実施
[英国ロンドン発8月2日]‐富士通UK and Ireland(注1)は、マクドナルド(UK)様と、イギリス、アイルランドにおける1,200店舗の5年にわたるICTインフラサポート契約を締結しました。マクドナルド(UK)様はこれまで、ICTインフラサポートには複数のICTベンダーを活用していましたが、体制と運用をより強化するために、富士通に一本化しました。富士通は、イギリス全土、およびアイルランド全土の店舗の、POSからドライブスルー注文、バック・オフィスまで、すべてのICTインフラサポートを行うとともに、家族連れのお客様に、よりくつろいでいただける環境を提供できるように、システム革新を支援します。
マクドナルド(UK)様の業務の約60%はフランチャイズ店舗での業務であるため、店舗スタッフが標準化された業務の中でICTを適切に使いこなすことができる環境と、迅速かつ専門的なICTインフラサポートを、マクドナルド(UK)様本部から最前線の店舗に提供することができれば、マクドナルド(UK)様の経営上、大きな効果をもたらすことができます。そこで富士通は、以下の提案を行いました。
- 店舗スタッフ向けのICTインフラサポートの単純化とサービスの向上
- リモート診断によるサポート
- 問題の重要度に応じた復旧時間の設定(Service Level Agreement, SLA(注2))
- ICT資産の総所有コスト(注3)の削減
また、富士通は、日常的なサポートでは、技術者を派遣しなくても、店舗スタッフが自分でシステム復旧できるような対策を実施する予定です。
富士通UK and Irelandの流通・物流・製造業サービス部門(Business Unit Director, Retail, Transportation, Manufacturing Services)のディレクタであるJon Wolfeは、次のように述べています。「マクドナルド(UK)様はすべてにおいてテンポが速く、刺激的な職場です。優れたファーストフードブランドなので、我々のサポートはそのテンポに合わせなければならない。最も重要なのは、ICTインフラの問題が原因でレジなどの業務が止まらないようにサポートすることです。しかし、そのサポートに留まらず、富士通は今後、マクドナルド(UK)様がすでに展開している、タッチスクリーンを使ったオーダーシステムやICカードでの支払いのように、マクドナルド(UK)様を訪れるお客様のニーズに、素早く、確実に応えるための、新しいテクノロジーやノウハウを提供していきます。」
以上
注釈
- 注1 富士通UK and Ireland:
- 現在、富士通は、Fujitsu Services(英国)とFujitsu Technology Solutions(ドイツ)をマネジメントレベルで再編し、UK and Ireland、CEME & I(Continental Europe, Middle East, Africa & India)、Nordicの3エリアに分けてビジネスを推進しています。本商談については、UK and Irelandが獲得したものです。
- 注2 SLA(Service Level Agreement):
- サービス提供者とサービス利用者との間で、提供するサービスの内容と範囲、品質水準を明確にして、それが達成できなかった場合のルールを決め、あらかじめ合意しておくこと。あるいはその契約書のこと。
- 注3 総所有コスト(Total Cost of Ownership):
- コンピュータシステムの導入、維持・管理などに掛かる費用の総額。
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