PRESS RELEASE (環境)
2011年5月19日
富士通株式会社
富士通グループ、環境大臣に「エコ・ファースト 2011年夏の節電の約束」を宣言
当社グループは、5月18日にエコ・ファースト企業として、東京電力および東北電力管内の本社、工場および事業所において、本年7月から9月の最大電力を昨年比15%削減することを、松本龍 環境大臣に対して宣言しました。
また、先日発表したピークシフト機能搭載のノートパソコン(注1)など、省電力型のICT 機器やICTを活用した節電・省エネに貢献するソリューションやサービスの提供を通じて、お客様の節電の取り組みを支援していくことについても表明しました。
環境省「エコ・ファースト 2011年夏の節電の約束」について
東日本大震災の影響によって、関東・東北地方は厳しい電力需給の逼迫に直面しており、今夏を計画停電なしに乗り切るためには国民的な取り組みが必要とされています。これに対して、企業の環境保全に業界のトップランナーとして取り組んでいるエコ・ファースト企業が、世の中に先駆けて、環境大臣への約束という形で節電の取り組みを公表するもので、この度弊社グループもエコ・ファースト企業として約束を宣言します。
ここで公表された節電の施策が世の中の取り組みの参考となることも期待されています。
富士通グループの約束
当社グループの主な取り組み内容は以下の通りです(要旨)。
- 事業所の対策
- 設備における節電の徹底やピーク電力の抑制など、工場での節電
- 自社保有のサーバ機器類について、サーバ集約による台数の削減
- 東京電力、東北電力管外のデータセンターへの機器類の移設
- クールビズ期間の拡大による空調使用の抑制など、オフィスにおける徹底した節電
- 社員の家庭での節電の取り組みについての働きかけ
- お客様の節電の取り組みを支援
- 省電力型のサーバ、パソコンなどの提供に加えて、ICTを活用した省エネ・ソリューションや サービスの提供
エコ・ファースト制度について
「エコ・ファースト制度」は、業界のトップランナー企業の環境保全に関する行動をさらに促進するため、企業が環境大臣に対し、地球温暖化対策など、環境保全に関する取り組みを約束する制度です。
当社は2010年9月6日にITサービス業界で初めて「エコ・ファースト企業」として認定されました。
富士通グループの環境活動について
1935年の創業以来、「自然と共生するものづくり」を追求してきた当社グループは、グループの理念・指針であるFUJITSU Wayの企業指針「社会に貢献し地球環境を守ります」にもとづき、環境を経営の最重要事項の一つと位置づけ継続的に環境経営を推進しています。自社の事業活動における環境負荷低減はもちろんのこと、先進的な環境技術の開発とそれらを適用したICT製品やサービスのグローバルな提供によるお客様や社会の環境負荷低減、また生物多様性保全に取り組んでいます。
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
添付資料
- 「2011年夏の節電についてのエコ・ファーストの約束」(113KB / A4・1ページ)
以上
注釈
- 注1 ピークシフト機能搭載のノートパソコン:
- 4月21日発表の企業向けノートPC「LIFEBOOK」の新機種、および5月13日発表の個人向けノートPCに「ゼロワットACアダプタ」、「ピークシフト」機能などの節電機能や電力制御機能を新たに提供。5月下旬から提供を予定している専用ソフトウェア(無償)を導入することで、これまで発売してきた機種においても「ピークシフト」機能の利用が可能。
プレスリリース「オフィスの節電を強力にサポートする省電力機能の強化」(企業向け)、「個人向けパソコン「FMVシリーズ」の2011年夏モデルを発表」(個人向け)。
関連リンク
本件に関するお問い合わせ
パブリックリレーションズ本部 環境政策推進室
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