PRESS RELEASE
2010年12月2日
富士通株式会社
オラクル・コーポレーション
富士通とオラクル、新プロセッサを搭載した「SPARC Enterprise Mシリーズ」を提供
新プロセッサにより、ミッションクリティカルを支える高性能を実現し投資保護に貢献
富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本 正已、以下、富士通)とオラクル・コーポレーション(本社:カリフォルニア州、レッドウッドショアズ、以下、オラクル)は、新しい「SPARC64 Ⅶ」プロセッサを搭載し性能強化した「SPARC Enterprise Mシリーズ」を本日より順次販売開始します。
また、あわせて、富士通、オラクルの両社のロゴを配した共通デザインの筐体を、両社で提供してまいります。両社の20年以上に渡るミッションクリティカルコンピューティングの分野におけるパートナーシップにより、共同で開発・製造を行った「SPARC Enterprise Mシリーズ」は、さらなる高性能、運用性の向上、お客様の投資保護を実現するものです。
SPARC Enterprise Mシリーズ ご紹介動画
(再生時間 1分57秒・音声あり)
「SPARC Enterprise Mシリーズ」の特長
SPARC Enterprise M9000 |
拡大イメージ |
- Oracle Solarisをサポートしており、富士通、オラクルそれぞれのアプリケーション、および、さまざまなアプリケーションをお使いのお客様に高い信頼性、拡張性、最適な性能を提供します。
- 新プロセッサ「SPARC64 Ⅶ」のクロック周波数は最大3.0GHz、L2キャッシュメモリは従来比2倍の最大12MBに向上、アプリケーションの処理性能は従来の「SPARC64 Ⅶ」より20%向上しています。また、「SPARC Enterprise」とOracle Solarisは、ハードウェア、OS、アプリケーションを含めたシステムの性能を最大限発揮するため、両社共同で開発を行っています。
- 「SPARC Enterprise Mシリーズ」とOracle Solarisを組み合わせることで、以下を提供し、さらなるミッションクリティカルシステムに求められる信頼性、可用性、保守性(RAS)を実現します。
- 予兆監視、冗長化、活性交換、メモリミラー、ハードウェアパーティショニング、Solarisコンテナによる障害隔離の機能
- ハードウェア、OS、アプリケーションを組み合わせた一体試験による信頼性と性能向上
- システム内のCPUとシステムボードのアップグレード機能を提供することで、お客様のハードウェア、ソフトウェアの投資を保護します。複数世代のプロセッサについて、クロック周波数を維持したまま同一筐体内に混在させることが可能です。
- 「Oracle Enterprise Manager 11g OpsCenter」により、「SPARC Enterprise Mシリーズ」と富士通やオラクルのハードウェア、ソフトウェア全体のシンプルな運用管理が可能です。また、ハードウェアパーティショニングならびにSolarisコンテナの作成、管理、設定、構成変更ができるため、サーバ統合に最適なプラットフォームです。
「SPARC Enterprise Mシリーズ」は、富士通とオラクルのSPARC/Solarisサーバとして、エントリーのM3000(1ソケット)から、ハイエンドのM9000(64ソケット)までフルラインナップを提供しております。
本製品は、富士通とオラクルによる新しいSPARC Enterpriseの製品ラインナップであり、富士通とオラクルは今後もSPARCアーキテクチャーへの投資を継続してまいります。
オラクル・コーポレーション エグゼクティブバイスプレジデント ジョン・ファウラーのコメント
富士通とオラクルの強化された「SPARC Enterprise Mシリーズ」サーバー は、定期的かつ容易にアップグレードが可能で、ミッション・クリティカル向けに設計された高性能のシステムによってお客様の投資を保護するという約束を示すものです。オラクルは、お客様にクラス最高のパフォーマンス、可用性、簡素化された管理機能を提供し、アプリケーションからディスクに至るまで設計され、最適化されたシステムを提供します。
富士通株式会社 執行役員常務 豊木 則行のコメント
当社は、新プロセッサ「SPARC64 Ⅶ」と性能強化された「SPARC Enterprise Mシリーズ」をオラクルと発表できることを喜ばしく思います。「SPARC64 Ⅶ」を搭載した新しい「SPARC Enterprise Mシリーズ」は、両社の20年間にわたるパートナーシップの象徴であり、今後も両社の協調によりお客様に高い価値のある製品を提供してまいります。
商標について
- OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
- その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
- すべてのSPARC商標は、ライセンスを受けて使用されており、SPARC International, Inc. の米国およびその他の国 における商標です。SPARC64商標は、SPARC International, Inc. の米国およびその他の国における商標であり、ライセンスを受けて使用しています。SPARC商標が付いた製品はSun Microsystems, Inc. が開発したアーキテクチャーに基づくものです。
添付資料
- PDF SPARC Enterprise Mシリーズラインナップ(A4・1ページ / 225KB)
- PDF 仕様一覧(A4・1ページ / 77.2KB)
以上
関連リンク
拡大画像
- SPARC Enterprise M9000(102KB)
- SPARC Enterprise M8000(88.9KB)
- SPARC Enterprise M5000(135KB)
- SPARC Enterprise M4000(90.0KB)
- SPARC Enterprise M3000(38.8KB)
本件に関するお問い合わせ
富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)
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