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PRESS RELEASE (サービス)

2010年11月8日
株式会社エスクリ
富士通株式会社

ブライダル業界の新興企業エスクリが多次元分析システムを開発

経営状況を可視化しタイムリーな経営判断と現場マネジメントを実現

ブライダル事業を展開する株式会社エスクリ(本社:東京都港区、社長:岩本 博、以下、エスクリ)は、富士通株式会社(本社:東京都港区、社長:山本 正已、以下、富士通)が提供するSaaS型BI(Business Intelligence)サービス「SAP® BusinessObjects™ BI OnDemand」を採用し、富士通と共同で多次元分析システムを開発、11月8日より運用を開始します。

エスクリは、本サービスにより、全国6施設の営業情報や運営情報、全社の事業計画、経理実績などのあらゆる情報を多次元分析することで、経営状況の可視化を行い、多様化するお客様のニーズを的確に捉えた全社の戦略策定、タイムリーな経営判断、各施設の現場マネジメントの実現などを行うことが可能になります。


【 ラグナヴェール 青山 】

都市型ブライダルオペレーターを目指すエスクリは、式場の新設やワンストップサービスの拡充により、急速に事業を拡大しています。そのため、各施設における営業の進捗状況などを収集し経営状況の全貌を可視化・分析する属人的なノウハウをシステム化することで、誰でも迅速かつ容易に経営状況を把握し、タイムリーな経営判断を行える仕組みが急務となっていました。

エスクリは、上記の仕組みを実現するため、富士通が提供する、企業内の膨大なデータを蓄積・分析・加工し企業の意思決定に活用するためのSaaS型BIサービス「SAP® BusinessObjects™ BI OnDemand」(Advanced Edition)を採用し、既存の営業支援システム、会計システムで管理する全国6施設の営業情報や運営情報、全社の経理情報ならびに事業計画などの個々の情報を基に、経営情報の多次元分析を可能にするシステムを富士通と共同で開発しました。また、エスクリ独自のKPI(Key Performance Indicator(注1))指標分析ツリーを設定することにより、常に変化し続ける経営環境の鳥瞰や、問題発生時の因果関係追究と問題点所在の把握を可能にし、さらに、各KPIの予実・予測・達成度などを多次元・多視点で分析することにより、即効性のある確実な戦略・施策の立案を行うことが可能になります。

なお、構築にあたっては、オフショアを活用し、SAPの専門スキルをもつ福建富士通信息軟件有限公司が開発を担うことで、わずか1.5ヶ月かつ開発コストを約半分に抑え、経営情報分析を行える仕組みを実現しました。

システムイメージ図


【 ア・ラ・モードパレ&ザ・リゾート(神戸迎賓館) 】

現在、エスクリは、「iPad(アイパッド)」を採用して、式場の見学者に実際の挙式の様子や時間帯によるチャペルの雰囲気の違いなどを動画や写真できめ細かく紹介したり、また、Ustream(ユーストリーム)やTwitter(ツイッター)を活用した会社説明会を2012年の春の新卒向けに実施するなど、最先端のICT技術をいちはやくビジネスに取り入れています。エスクリは、今回のサービスにより、多様化するお客様のニーズをより的確に捉えたサービスを提供し、今後、都市型ブライダルオペレーターとして、ブライダルビジネスのスタンダードを創造していきます。


富士通はSAP社と共同で、北米で26万ユーザーをもつ「SAP® BusinessObjects™ BI OnDemand」の日本語版を開発し、2010年5月より富士通のクラウド環境から日本市場に提供を開始しました。株式会社セールスフォース・ドットコムの商談管理向けクラウドサービスなどとも連携しており、お客様がICT資産をもたずに本格的な分析が行える環境を手軽に実現できる本サービスを幅広い分野のお客様に提供していきます。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 KPI:
Key Performance Indicator の略で、主要業績管理指標のこと。経営目標実現するために設定した具体的な現場施策を監視するために設定する主要な指標を指す。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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