PRESS RELEASE (サービス)
2010年10月14日
富士通株式会社
大和ハウス工業様が富士通のクラウドサービスを活用し基幹システムインフラを刷新
IT投資を効率化し、企業競争力を強化
当社は、大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市北区 社長:村上 健治、以下、大和ハウス工業)様と共同で、大和ハウスグループのさらなる企業競争力強化に向けて、同社グループの会計システムを当社のデータセンター内に高信頼なUNIXサーバ 「SPARC Enterprise(スパーク・エンタープライズ)」を中核とするプライベートなクラウド環境で構築し、オンデマンドでトラステッドな当社のクラウドサービスとして提供しました。新システムは、大和ハウスグループ様の共通会計基盤として、8月より、同社グループ24社において、運用が開始されました。
大和ハウス工業様は、当社のクラウドサービスにより、業務状況やビジネス拡張に合わせて、必要なときに必要な分だけ、スピーディーかつコストを抑えてICTリソースを活用することが可能になります。大和ハウス工業様は今後、SAP社のERPソリューションを導入し、大和ハウスグループ共通の会計および人事基盤と経営情報基盤を本クラウド環境に構築予定であり、さらなるIT投資の効率化に取り組んでいく予定です。
住宅業界最大手の大和ハウス工業様は、住宅事業を軸に、リゾートホテルやホームセンターなど、総合生活産業を幅広く展開しています。マーケットリーダーとして、将来に向けた新規ビジネスの創出に継続的に取り組まれており、さらなる企業競争力強化に向け、業務の繁忙期に随時増強してきた会計システムのインフラ増強に伴う膨大なコストや、繁忙期後のシステム稼働率の低下などの課題解決を検討されていました。
上記の課題を解決するため、大和ハウス工業様と当社は共同で、当社のクラウドサービスを活用し、高信頼なUNIXサーバ 「SPARC Enterprise」を中核とするプライベートなクラウド環境を当社のデータセンター内に構築し、大和ハウスグループ様のミッションクリティカルな会計システムの基盤を整備しました。
これにより、大和ハウス工業様は、業務状況やビジネス拡張に合わせて、必要なときに必要な分だけ効率よく、従量課金型でインフラを利用することが可能になるため、ITコストを最小限に抑えることができます。また、高信頼なUNIXサーバ 「SPARC Enterprise」を中核とすることで、高い信頼性を担保しながらクラウドの利便性を追求しています。
また、大和ハウス工業様は、2013年4月を目処に、同社グループの基幹業務にSAP社のERPソリューションを採用し、本クラウド環境上に構築することで、環境変化に柔軟に対応できるシステム基盤を確立し、さらなるIT投資の効率化に取り組んでいく予定です。
当社は、今後も、クラウドをはじめとする、最先端のICT技術を駆使し、大和ハウスグループ様における多様化する業務への対応、ひいては、グループ経営における経営判断や意思決定を支援し、大和ハウスグループ様の新規ビジネス創造による企業競争力強化やビジネス発展に貢献していきます。
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以上
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