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PRESS RELEASE (ユビキタスプロダクト)

2010年9月30日
富士通株式会社

世界初!「コンティニュア」認証を携帯電話で取得

健康機器とデジタル機器を相互接続するコンティニュア規格に対応した携帯電話を開発

当社は、健康管理機器とデジタル機器の相互接続を推進するNPO法人「コンティニュア・ヘルス・アライアンス(注1)」の設計ガイドラインに準拠するデータ管理機能を搭載した携帯電話の試作機を開発し、携帯電話として世界で初めて「コンティニュア」認証を取得しました。

これにより、コンティニュア規格に対応したBluetooth内蔵の健康管理機器(注2)を利用し、健康管理機器側で測定した体重や血圧のデータを簡単な操作で携帯電話機に蓄積することができ、ネットワーク経由で提供しているコンティニュア対応の健康サービスやソリューションなどと連携することで、家庭や個人における健康管理の向上を図ります。

なお、2010年10月5日(火曜日)~10月9日(土曜日)に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2010」の富士通ブースおよびデジタルヘルスケア・プラザにて、試作機のデモ展示を実施する予定です。

当社は、これまで携帯電話を活用したさまざまな健康増進コンテンツやサービスを提供してまいりましたが、今回、健康機器とより簡単かつ正確に連携ができるコンティニュア規格に対応した携帯電話を開発しました。従来の健康機器との接続方式においては、健康機器メーカーの独自規格によるものでしたが、今回、当社は、コンティニュア規格に対応した体重計と血圧計のフォーマットを解析し、データの送受信に必要な健康機器専用プロファイル(HDP)への対応(注3)と、Bluetoothのバージョンを接続時にPINコードの入力操作を必要とするBluetooth Ver2.0から、セキュアシンプルペアリングで自動接続を可能としたBluetooth Ver2.1に対応(注3)することで、より簡単な操作性を実現しました。

現在、家庭や個人における健康管理の利便性や効果を高める期待が高まっており、コンティニュア規格対応の健康機器市場が拡大しています。今後、コンティニュア規格対応の携帯電話機にて、蓄積されたデータをネットワーク経由で専用サーバに転送することにより、クラウド型サービスと連携した多様な健康支援サービスが可能となります。当社は、今後発売の携帯電話機に、この機能を順次搭載していきます。


活用/適用イメージ
拡大イメージ

データ通信規格

  • 血圧計通信規格 IEEE11073-10407 準拠
  • 体重計通信規格 IEEE11073-10415 準拠

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

注釈

  注1 コンティニュア・ヘルス・アライアンス:
コンティニュア・ヘルス・アライアンスは、パーソナル・ヘルスケアの質的向上をめざして、さまざまな医療機器や健康管理サービスの連携を通じて人々の健康管理を支援するNPO法人です。参加メンバーは全世界で230社 を超え、人々の健康増進や健康管理、自立した生活の実現に向け、相互運用可能なパーソナル・ヘルス・ソリューションの確立に努めています。詳細な情報は、Continua Health Alliance をご覧ください。
  注2 健康管理機器:
対象の健康機器は、血圧計と体重計など。
  注3 健康機器専用プロファイル(HDP)への対応/Bluetooth Ver2.1に対応:
Bluetooth Ver2.1プラスEDR、および健康機器専用プロファイル(HDP)への対応は、NTTドコモとの共同開発によるもの。

本件に関するお問い合わせ

モバイルフォン事業本部 マーケティング統括部 セールスプロモーション部
電話: 03-3200-3166(直通)
E-mail: mobilephone@fmworld.net


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。