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富士通・東芝の携帯電話事業の統合に関する最終契約の締結について

富士通株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：山本 正已 以下、富士通）と株式会社東芝（本社：東京都港区、代表執行役社長：佐々木 則夫 以下、東芝）は、平成22年6月17日付けで基本合意いたしました携帯電話事業の統合に関して、本日、最終契約を締結しましたのでお知らせします。今後、東芝は携帯電話事業を新会社に譲渡し、新会社を富士通傘下とすることで平成22年10月1日を目標に事業統合の完了を目指します。

1. 目的

   両社は、国内外で競争の激化する携帯電話市場において、これまでのノウハウや技術力を結集することで開発力の強化を図るとともに事業の効率性を高めるため事業を統合することといたしました。統合後は、お客様の求めるニーズにあった競争力のある製品を提供し、国内シェアNo.1を目指して携帯電話事業を運営してまいります。

2. スキーム

   東芝の携帯電話事業は、新たに設立される新会社（以下、新会社）に移管されます。富士通は平成22年10月1日を目標に新会社株式のうち80.1％を東芝から取得し、富士通傘下とすることといたします。

   なお、富士通の携帯電話事業は、これまで通り、富士通本体で事業継続いたします。

3. 従業員数

   本件の統合に伴い、東芝から富士通グループへの移転を予定する従業員数は、約400名です。

4. 新会社の概要

   会社名		未定
   資本金		未定
   出資比率		富士通株式会社80.1％、株式会社東芝19.9％（10月1日時点）
   代表者		未定
   本社所在地		神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号（富士通 川崎工場内）
   従業員数		約270名
   事業内容		携帯電話端末の設計、開発、販売等

5. 今後の見通し

   本統合による、富士通の平成23年3月期の業績に与える影響は、売上高で約500億円増加いたしますが、損益に与える影響は軽微です。

   また、本統合による、東芝の平成23年3月期通期の業績予想の変更はありません。

本件に関するお問い合わせ

富士通株式会社
広報IR室
電話： 03-6252-2175（直通）

株式会社東芝
広報室
電話： 03-3457-2100（直通）

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