PRESS RELEASE
2010年7月27日
富士通株式会社
「FMVらくらくパソコン3」の売上金の一部を、
ユニバーサルデザインの発展、普及のために寄付
当社はこのほど、ユニバーサルデザインの発展、普及のために、7月29日(木曜日)より販売される当社製パソコン「FMVらくらくパソコン3」の売上金の一部を「国際ユニヴァーサルデザイン協議会」に寄付することといたしました。
富士通グループは、ユニバーサルデザイン(注1)の推進を企業の社会的責任(CSR)のひとつと考え、ICT(情報通信技術)のユニバーサルデザインを推進するために、「利用できる人の拡大(アクセシビリティの向上)」と、「使いやすくするための工夫(ユーザビリティの向上)」に取り組んでおります。
今回の寄付はその活動の一環であり、一人でも多くの方にパソコンなどのICT機器を利用いただける「誰もが参加できるICT社会」を目指してまいります。
国内ではパソコンの個人利用率は13歳~40歳台で80%を超える一方で、60歳代後半では40%(注2)にとどまるなど、世代間で大きな利用状況の格差が存在します。また、パソコンが使える人の割合が増えれば増えるほど、ICTの健全な発展のためには、障がい者や高齢者などの情報リテラシー向上に向けた配慮が不可欠です。
「FMVらくらくパソコン」では誰もが簡単にパソコンを利用できることを目指しており、文字が大きく読みやすい「らくらくキーボード」や、指に沿う凹みで自然に正しく握れ、ボタンの色分けなど使いやすさを追求した「はじめてマウス」、電源を入れると最初に表示され、やりたいことがすぐに始められる「らくらくメニュー」など、ユニバーサルデザインに配慮した機能やデザインを盛り込んでいます。
今般「FMVらくらくパソコン3」の販売を機に、売上の一部を「国際ユニヴァーサルデザイン協議会」に寄付し、グローバルなユニバーサルデザインの発展を支援することといたしました。
今後も、富士通グループは、ICTによる機会の創出とICTのリテラシーの向上に向け、関係する国際機関やNGOと連携したCSR活動を展開してまいります。
寄付概要
対象期間 | : | 2010年7月29日(木曜日)~ 2011年3月31日(木曜日) |
対象製品 | : | FMVらくらくパソコン3 |
商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 ユニバーサルデザイン:
- 特別な改造や特殊な設計をせずに、できる限り多くの人が利用できるように配慮した、製品、サービス、環境などのデザインのこと。
- 注2 パソコンの個人利用率は13歳~40歳台で80%を超える一方で、60歳代後半では40%:
- 平成21年「通信利用動向調査」(総務省 2010年4月公表値)。
本件に関するお問い合わせ
パブリックリレーションズ本部 CSRコミュニケーション推進室
電話: 03-6252-2187(直通)
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