2010年4月9日
富士通株式会社
当社元代表取締役社長野副州旦氏による
「取締役としての地位保全を求める仮処分申立の取り下げ」に関する報道について
本日、当社元代表取締役社長である野副州旦氏による「取締役としての地位保全を求める仮処分申立の取り下げ」に関する報道がありました。
本件の経緯は以下のとおりです。
3月15日に野副氏から、同氏の辞任は詐欺・強迫または錯誤にもとづくものであるとして、当社取締役への復帰を求める「取締役としての地位保全を求める仮処分」が横浜地方裁判所川崎支部に申し立てられました。
当社は、野副氏が辞任に至った経緯に関する証拠を提出し、同氏の辞任が法的になんら問題のないものであることを主張してまいりました。
本件は、2回の審尋期日を経て双方ともに主張および証拠の提出は尽くされたとして、4月6日に結審し、近々裁判所の決定がなされることになっておりました。
ところが昨日8日になり、本件申立の取下書が裁判所から当社宛に送達され、結審日である4月6日に、野副氏が本件申立を取り下げていたことが判明いたしました。
当社は、裁判の公正を害さないため、また第三者への風評被害の拡大を避けるため、これまで本件の公表を控えておりました。
なお、当社は本件を含め野副氏辞任の経緯について、来週しかるべき時期に記者会見を開き、ご説明をさせていただく予定です。
以上
このお知らせに記載された内容は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。