PRESS RELEASE (システムプラットフォーム)
2010年4月7日
富士通株式会社
PCサーバ「PRIMERGY CX1000」、エネルギー効率を評価するベンチマークテスト
「SPECpower_ssj™2008®」で世界最高記録を達成
当社の高密度サーバプラットフォーム「PRIMERGY CX1000」は、ベンチマークテストプログラム「SPECpower_ssj™2008®(注1)」において、2,320 overall ssj_ops/watt(注2)の世界最高記録を達成し(2010年4月7日現在)、Intel® Xeon® プロセッサー5500番台を搭載する2wayサーバとしては最もエネルギー効率の高いサーバであることを証明しました。
[関連リンク]PCサーバ PRIMERGY(プライマジー)
「SPECpower_ssj™2008®」は、非営利団体SPEC®(The Standard Performance Evaluation Corporation (注3))により公開されているサーバのエネルギー効率を測定するベンチマークです。1ワットあたりのサーバパフォーマンスの値を示し、値が高いほど高効率であることを意味します。
「PRIMERGY CX1000」 |
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今回、「SPECpower_ssj™2008®」において、38サーバノードにIntel® Xeon® プロセッサーL5530(動作周波数2.40GHz)を合計76個搭載した「PRIMERGY CX1000」を測定した結果、2,320 overall ssj_ops/wattの世界最高のパフォーマンス値を達成し、2010年3月25日にSPEC®により公開されています。
今回の最高記録達成は、大量のノード数を搭載するサーバとして、「PRIMERGY CX1000」の高いエネルギー効率とサーバ性能を証明するものです。「PRIMERGY CX1000」は、クラウドコンピューティング環境やデータセンターの構築に最適なプラットフォームで、スケールアウト型システムに適しています。各サーバノードの構造をシンプルに最適化し、ラック全体での集中冷却方式の採用により消費電力を抑えることで、本記録を実現しました。また、データセンターにおける設置スペースの削減など、お客様のTCO削減に貢献します。
当社は、今後も高いエネルギー効率とサーバ性能を実現したサーバ製品を提供してまいります。
SPEC®により公開されたパフォーマンス値と測定環境
パフォーマンス値 | 2,320 overall ssj_ops/watt | |
---|---|---|
測定環境 [製品名:PRIMERGY CX1000] |
サーバノード数 | 38ノード |
1ノードに搭載されたプロセッサ | Intel® Xeon® プロセッサーL5530(動作周波数2.40GHz)2CPU |
商標について
SPECおよびSPECpower_ssjは、The Standard Performance Evaluation Corporationの登録商標です。
その他の記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上
注釈
- 注1 SPECpower_ssj™2008®:
- 汎用サーバの消費電力およびパフォーマンス特性の双方を評価することにより、エネルギー効率を評価するベンチマークテストプログラムで、SPEC®(注3)が開発したもの。
- 注2 overall ssj_ops/watt:
- 1ワットあたりのコンピュータシステムのスループット(パフォーマンス)単位。
- 注3 The Standard Performance Evaluation Corporation:
- コンピュータの性能ベンチマークテストプログラムを提供し、測定値を公表している非営利団体。
関連リンク
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- PRIMERGY CX1000(104KB)
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