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PRESS RELEASE

2010年4月5日
富士通株式会社

岩崎通信機株式会社様のITインフラを再構築

当社は、岩崎通信機株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:二村 裕治、以下、岩崎通信機)様と共同で、岩崎通信機様のビジネスを支える基盤としてITインフラを再構築しました。岩崎通信機様は、このほど、本システムの運用を開始しました。

新システムでは、当社のブレードサーバ「PRIMERGY(プライマジー) BX620」と仮想化技術を活用し、運用、管理が煩雑化する既存サーバ約70台を約半分 (約30台)に統合しました。これにより、運用効率、および運用品質の大幅な向上を実現しました。

岩崎通信機様は今後、システム資産の有効活用を積極的に行い、経営資源を本業に集中させることで、本業の業務効率や業務品質の向上に取り組んでいきます。

岩崎通信機様は、情報通信、電子計測、電子製版機器の3つの事業分野で、お客様の多様なニーズに対応した、個性的で高品質な商品・サービスを提供しており、その独創的な技術により、それぞれの分野でパイオニアとして事業を拡大してきました。各事業を支えるITシステムにおいては、部門や役割ごとに多くのサーバを抱えていたため、運用負荷が増大しており、また、リソースの有効活用が難しいといった課題がありました。

これらの課題を解決するため、岩崎通信機様は当社と共同で、ブレードサーバ「PRIMERGY BX620」と仮想化ソフトウェア「VMware」を用いて、他社製品を含む仕様が異なる約70台の既存サーバやソフトウェアを約半分 (約30台)に集約し、インフラを最適化し再構築しました。

これにより、専任の管理者は複雑な運用から開放されるとともに、運用が標準化され、専任の管理者でなくても、容易に運用・管理が行えるようになるため、運用効率および運用品質を大幅に向上させることが可能になります。 また、本システムでは、各サーバの稼働状況に応じた負荷分散が可能になり、システム資産の有効活用が行えるようになります。新システムは、岩崎通信機様の業務効率や業務レベルの向上を図り、本業をより効果的にサポートしていきます。

さらに、当社はミツイワ株式会社とともに、既存の稼働資産全てを可視化し、当社で実証済みのソリューションモデルをベースに、システムの復旧レベルや負荷に応じた無駄のないシステム構成を提案し、移行に際しても優先付けを行い段階的な移行を実現しました。

岩崎通信機様では、今後もOSやアプリケーションの整理などインフラの標準化を計画的に進める予定です。当社は、お客様のITインフラに対し、現状の取り組みから将来に向けた検討ステップを段階的に提案し、お客様のシステムライフサイクルに沿ったインフラ最適化を支援しています。当社は、今後もインフラ最適化を通じて、岩崎通信機様のインフラの標準化、およびビジネスの発展に貢献していきます。

主なシステム構成製品

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

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本件に関するお問い合わせ

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時~17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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