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PRESS RELEASE

2009年11月30日
東京海上日動あんしん生命保険株式会社
富士通株式会社

災害用バックアップシステムの構築

東京海上日動あんしん生命保険株式会社(取締役社長 岩下智親(いわした ともちか))は、災害発生時に保険金支払い等の重要業務の継続性を図るべく、災害用バックアップシステムの構築を行いました。このシステムは、災害時にも各種オンライン業務を速やかに継続することができる、生命保険業界の中では非常に先進的なシステムとなっています(注1)。これにより、平常使用しているシステムが稼動不能になった場合にも、お客様の大切な契約を正しく管理し、各種お申し出に対して早急にご対応することが可能となりました。

今回システムの構築においては、富士通株式会社(代表取締役会長 兼 社長 間塚道義、以下富士通)の事業継続コンサルティングおよび最先端ITインフラを活用しています。

本システムは、2009年11月から安定稼動しています。

  1. 先進的なバックアップシステム — 災害時にもオンライン業務を継続 —

    地震等の大規模災害により、東京海上日動あんしん生命の平常使用している「東京海上日動多摩システムセンター」(以下多摩センター)が稼動不能となった場合に、「東京海上日動千葉ニュータウン総合センター」(以下千葉センター)にて、社内オンライン・代理店向けオンラインを稼動させます。

    従来も、契約内容等重要なデータについては隔週でバックアップを取得することで、災害時の業務継続に備えていましたが、今回構築したバックアップシステムでは、多摩センターにあるデータを千葉センターにリアルタイムで送信し、千葉センター側では取得した情報を毎朝夕反映します。災害時にはこのデータをもとに速やかにオンラインを稼動させ、契約照会、保険金支払、満期保険金支払等の重要業務を速やかに継続することができます。

  2. システム構築の特色

    本システムは、システム開発を委託する東京海上日動システムズ株式会社(取締役社長:横塚裕志)および富士通とともに、システム構築を行ってきました。主な特色は以下の通りです。

    1. 富士通のストレージ(記憶装置)に搭載された同期管理ソリューション(センター間でデータを相互に反映するための機能)を活用し、メインセンターである多摩センターのコンピュータ業務に負荷を与えることなく、データベースやプログラム資産等各種データを千葉センターにリアルタイムで送信します。
    2. 平時においても毎週日曜日は代理店向けオンラインの各業務(試算・契約照会・申込書作成・事故受付等)を千葉センター側で稼動させることにより、災害時の稼動を担保し、災害発生時のスムーズなセンターの切り替えを可能としています。

バックアップシステムのイメージ図

以上

注釈

  注1 : 2009年10月 東京海上日動あんしん生命社調べ

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本件に関するお問い合わせ

富士通株式会社
広報IR室
電話: 03-6252-2174(直通)


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