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PRESS RELEASE

2009年9月16日
日本オラクル株式会社
富士通株式会社

日本オラクルと富士通、システム運用管理ソフトウェアの連携検証を共同で実施

「Oracle Enterprise Manager」と「Systemwalker Centric Manager」の連携を実現

日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長 最高経営責任者:遠藤 隆雄、以下、日本オラクル)と富士通株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:野副 州旦、以下、富士通)は、富士通の運用管理ソフトウェア「Systemwalker Centric Manager」と、日本オラクルの運用管理ソフトウェア「Oracle Enterprise Manager」との連携を、共同で検証しました。

これにより、オラクル製品や富士通製品を使用中または導入を検討中のお客様は、「Systemwalker Centric Manager」と「Oracle Enterprise Manager」を併せて導入することで、ハードウェアからアプリケーションまでの一貫した統合運用管理を、少ない管理コストで実現できます。

昨今、企業において重要視される「IT全般統制」では、特に業務システムを安定稼働させるための、確実な運用管理が求められています。オラクルの「Oracle Enterprise Manager」は、システムを構成するオラクル製品(注1)に発生した問題を検知し、その根本的原因の発見・分析・解決を支援する管理ソフトウェアです。また、富士通の「Systemwalker Centric Manager」は、基幹業務システムの安定稼働を支える運用管理ソフトウェアです。

日本オラクルと富士通は、お客様のシステムを安定稼働させ、かつ効率的に運用する観点から、今回の連携検証を実施するに至りました。

検証内容

「Oracle Enterprise Manager」を使用して監視している「Oracle Database」、「Oracle BPEL Process Manager」、「Oracle Business Intelligence」などの、オラクル製品が発する警告やエラーなどのメッセージが「Systemwalker Centric Manager」のコンソール上に集約されて表示できることを検証いたしました。

連携によるメリット

データセンターのオペレーターやシステム管理者は、ハードウェアやOSの稼働状態や障害の監視、リソース監視だけではなく、オラクル製品の詳細な性能やリソース使用状況の監視、トラブル未然防止のための予兆監視など、ハードウェアからアプリケーションまでの一貫した、サービスレベルの高い運用管理を、少ない管理コストで実現することが可能です。

お客様メリットのイメージ

日本オラクルと富士通は今後も密に連携し、検証センターなどを最大限に活用し、お客様の業務システムの安定稼働を強力に支援します。

また、両社は、サーバをはじめとした富士通のプラットフォーム製品群、統合運用管理ソフトウェア「Systemwalker」、さらにオラクル製品という強力な組合せにより、お客様に最適なITシステムを提供していきます。

なお、今回の検証により、「Oracle Enterprise Manager」は、「Systemwalker」の連携製品認定制度である「Systemwalker Enabled」の認定(認定レベル:Advanced)を取得しました。

検証環境

検証は、日本オラクルと富士通の共同検証施設である「Oracle GRID Center」において、以下の環境を構築し、実施しました。

サーバ 富士通ブレードサーバ 「PRIMERGY BX620」
システム全体の監視 富士通「Systemwalker Centric Manager V13」
オラクル製品の統合管理 オラクル「Oracle Enterprise Manager 10g Release5」
稼働状況の監視対象 オラクル「Oracle Database 11g」
「Oracle Business Intelligence Suite 10.1.3」
「Oracle BPEL Process Manager 10.1.3」

Oracle Enterprise Manager と Systemwalker Centric Manager 連携解説セミナー

本検証で実施した「Oracle Enterprise Manager」と「Systemwalker Centric Manager」の連携について紹介する「Oracle Direct Seminar」を10月1日(木曜日)15時から16時に開催します。

インターネット環境があればどなたでも気軽にご参加いただけますので、是非ご参加ください。

「Systemwalkerユーザー必見!! Oracle Enterprise Manager連携で一歩先行くシステム運用の歩き方」

「Oracle Direct Seminar」はOracle DirectがWebを通じて提供するインターネット・ライブ・セミナーです。

Oracle Enterprise Manager と Systemwalker Centric Manager との連携手順書/関連資料

以下のWebサイトより、連携手順書や関連資料を入手することができます。

[Oracle Technology Network(日本オラクル)]

[Systemwalker(富士通)]

「Oracle GRID Center」について

「Oracle GRID Center」は、2006年11月に開設した最先端のグリッド環境を備える検証センターです。オラクルのグリッド技術とグリッド戦略パートナー各社のソリューションを組み合わせた共同検証により、最適構成および最適構成における運用・構築方法のベストプラクティスを作成します。詳細は下記のサイトを参照ください。

Oracle Grid Center

商標について

Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及び/またはその関連会社の登録商標です。その他の名称は、それぞれを保有する各社の商標である場合があります。

以上

注釈

  注1 Oracle Enterprise Manager 10g Release 5 により管理/監視可能なオラクル製品の例:
Oracle Database 製品 Oracle Database (11g/10g/9i/8i)
Oracle Fusion Middleware 製品 Oracle WebLogic Server
Oracle Business Intelligence
Oracle Service Bus
Oracle BPEL Process Manager
Oracle Coherence
Oracle Application Server
Oracle Applications 製品 Oracle E-Business Suite
Oracle PeopleSoft Enterprise
Oracle Siebel CRM
Oracle JD Edwards
プラットフォーム製品 Oracle Enterprise Linux
Oracle VM

関連リンク

本件に関するお問い合わせ

OracleDirect
電話: 0120-155-096
受付時間: 9時から12時、13時から16時(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)

富士通コンタクトライン
電話: 0120-933-200
受付時間: 9時から17時30分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く)


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